ホームページ制作会社に事前に尋ねるべき質問
ホームページ制作会社を選ぶ判断基準は様々ありますが、一番大切なことは、あなたのビジネスの目的をサポートできるホームページを制作できる制作会社かどうか、ということです。
いくつかの質問をすれば目的に合ったホームページを制作できるかどうかの判断ができます。また、質問をすることでホームページ制作会社の得意とする分野や考え方、デザインの方針などが分かり、ホームページ制作に必要な素材や自分で用意しなければならないものもわかります。いくつかの質問をすることで、最適なホームページ制作会社を選ぶ判断の基準とできます。
下記の質問はホームページ制作会社とのやり取りでは一般的なものばかりですが、質問のやり取りから多くの情報が引き出せます。
ホームページ制作はいくらでできますか?
基本的な質問ですが、トータルでホームページ制作にはいくらかかるのか、事前に確認が必要です。ホームページ制作の目的、ホームページに必要なページ数、写真撮影の有無やコピーライティング等の作業の必要かどうか、ドメインやサーバーの契約、サポートコスト等、事前にホームページ制作や保守の範囲が分かっていればホームページ制作会社も見積もりが出しやすくなります。また、ホームページの制作段階に入ってからの制作ページ数の増加や見積もりになかった新規のイラストデザイン等が発生する場合は追加で費用が発生する場合があります。事前に必要なデザインやテキスト、写真等は固めておいたほうがコストが変わることがなく、後々の制作プロセスもスムーズになります。ホームページ制作の作業範囲とそれに必要なコストは事前に確認しておきます。
どこまでやってくれますか?
事前の打ち合わせ段階で制作ページ数やホームページに掲載する写真、イラスト、動画などの点数が決まっていれば、制作会社の必要な作業と作業範囲が明確になります。また、制作がはじまってから制作するページ数が増えたりイラストの点数が増えると追加の費用が必要となり、デザインやレイアウトもやりなおさなければならない場合があります。作業範囲を明確にするためにも制作会社とどこまでの範囲でホームページを制作するか、事前にはっきりと決めておく必要があります。
どのくらいの制作期間がかかりますか?
通常、ホームページ制作に必要な期間は、制作作業の範囲や制作ページ数、テキストや写真、イラストなどの必要な素材を制作する期間に基づきます。10~15ページ程度のコーポレートホームページであれば通常2~3ヶ月程度の期間が必要ですし、もっと大きなホームページプロジェクトになると1年以上を費やす場合もあります。ホームページ公開の納期が決まっている場合や早めに動き出す必要があります。弊社ではホームページ公開までの納期が短い場合の対処として、必要な最低限のページを先に制作・公開し、その後に他のページを制作する、という手順をとることもあります。
制作するページ数は何ページになりますか?
ホームページの制作目的や掲載するコンテンツがおおよそ決まったら、制作会社とともに実際に制作するページ構造を設計し、制作ページ数を確定させます。コーポレートサイトであれば、会社概要、FAQ、お問い合わせ、アクセス情報、プライバシーポリシー、利用規約などの標準的なページを先に決定し、 商品ページやサービスについて、ブログ、事例紹介やお客様の声、フォトギャラリーなど、他に必要なページを決定します。
写真や動画の撮影・編集はできますか?
ホームページ制作会社が写真や動画の撮影まで対応しているかを確認しておきます。制作会社写真撮影や編集、動画撮影を外注している場合は大抵の場合は撮影費用が別でかかったり、トータルの制作コストが高くなったりします。自社で撮影や編集に対応しているかどうかを確認しておきます。また、写真素材が事前にある場合もサイズや解像度の編集が必要な場合があるので、事前にホームページ制作会社に確認しておきます。
横浜デザインビューロでは写真の撮影から明るさ等の調整、ホームページ用のサイズへの編集まですべて自社内で行っており、リーズナブルに写真が豊富なホームページが制作できます。
スマホ用のホームページは制作してくれますか?
パソコン用のホームページだけでなくスマホの画面サイズに対応したホームページを制作してくれるかどうかを確認しておきます。スマホの場合は表示画面が縦に長く、指でタップして操作する必要があるので、パソコン用のホームページとは別のレイアウトで制作が必要です。ですので、パソコンとは別のスマホ用ホームページを制作してくれるかどうかを確認しておきます。特にBtoCのサービスを提供している企業であれば、訪問ユーザーの平均70%~80%程度はスマホから閲覧しているのでスマホサイトのデザインは非常に重要となります。
イラストは制作できますか?
シンプルなイラストやアイコンなどをホームページに多用すると、分かりやすくユーザーに伝わりやすいホームページになります。イラストやアイコンの制作ができるかを確認します。弊社では様々なテイストのデザイナーがホームページに必要な素材をデザインします。
コピーライティングやテキストも制作できますか?
キャッチコピーやテキストを制作できるかどうか確認しておきます。制作会社がテキストやコピーを制作しない場合は、自身でテキストを用意しておく必要があります。
サーバーやドメインはどうしますか?
サーバー=(ホームページデータの置き場所)やドメインの契約はホームページ制作会社が代行してくれるのか、自身で契約する必要があるのか確認します。
どんなサービスを提供していますか?
ホームページ制作会社の多くのは、ホームページ制作だけでなく、SEO、コンテンツマーケティング、コピーライティング、Eコマース、ソーシャルメディア、リスティング広告、PRなどのデジタルマーケティングサービスを提供しています。多くの会社がホームページに関わる様々なサービスを提供していますが、制作会社によって得意な分野は異なります。
また、多くのサービスを提供しているからといってもすべてのサービスを得意としているわけではありません。たとえば、当社はWebマーケティングとデザインを得意としており、BtoBやBtoCのビジネス向けの見込み客獲得増加や検索エンジンからの流入増加、リスティング広告を組み合わせたSEM、お客様に見てもらうコンテンツを継続して制作していくコンテンツマーケティングなどを得意としています。そのため、得意とは言えないソーシャルメディアのサイトやEコマースサイト制作、オリジナルのWebアプリ等がメインとなるホームページは制作していません。
事例や実績はありますか?
ホームページは見た目の良いデザインを提供するだけではありません。ホームページはビジネスに成果をもたらすためのものです。ホームページ制作で得られた成果や事例を確認しておきます。特定の期間にホームページ経由での売上を増やしたり、見込み客や問い合わせ数を増やしたり、検索エンジンからの流入を高めたり等の事例があるかどうかを確認しておきます。
得意な分野や業種はありますか?
ホームページ制作会社によって、得意な分野や業種があります。Eコマースサイトが得意な会社やBtoCのサイトが得意な会社、クリニックや建設業界に特化したホームページ制作会社もあります。求めるホームページにあった制作会社かどうかを確認します。弊社は中小規模のBtoBのサービスを提供している会社のホームページを得意としております。
どんなデザインテイストで制作してくれますか?
デザインのテイストによって内容は同じでも見た目がまったく違うホームページができます。ホームページ制作会社のデザインテイストが求めるデザインテイストかどうかを過去の制作例などを参考に確認しておきます。
修正は何回まで対応可能ですか?
ホームページの初稿が完成したら内容を確認してもらい、制作会社が修正対応をしますが、修正可能な対応回数は2~3回のことが多いです。修正回数が増えてくると追加のコストが必要ですが、修正を依頼する前に本当に必要な修正かどうか、コストに見合った修正かを考慮する必要があります。
制作完了後のサポートやメンテナンスには対応していますか?
制作会社がホームページ完成後のサポートやメンテナンス、新規コンテンツの制作に対応できるかどうかを確認しておきます。大抵の場合は、制作した会社がホームページの内容を一番理解しているので、サポートやメンテナンスを依頼する際は一番コストが安くなります。
ホームページはビジネスの目的を達成するための戦略的なビジネスツールです。ホームページ制作会社はその目的をサポートすることができます。一緒にビジネスの目的を達成できる素晴らしいパートナーであるホームページ制作会社を見つけられれば、ビジネスの成長加速度がアップします。