SNSマーケティングとは

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SNSマーケティングとは

SNSマーケティングとは、SNSを利用して商品の認知度アップや口コミの醸成、広告展開などのマーケティングを行うマーケティング手法です。
SNSは検索エンジンと同じ用に日常的に当たり前に使用され、利用者も増加していることから力を入れていきたいマーケティング方法の一つです。
今回は、SNSマーケティングの特徴、役割、目的、メリット、実施手順などついてご紹介いたします。
ぜひ、自社商品の知名度をあげたい方、売り上げアップを目指している方は参考にしてみてください。

SNSマーケティング-目次

SNSとは

SNSマーケティングとは

SNSマーケティングの役割

SNSマーケティングの目的

SNSマーケティングのターゲットユーザー

SNSマーケティングの効果

SNSマーケティングのメリット

SNSマーケティングのデメリット

SNSマーケティングの実施手順とやり方

SNSマーケティングの成功事例

SNSマーケティングのまとめ

SNSとは

SNSは「ソーシャルネットワーキングサービス」の略で、利用者同士コミュニケーションが取れる会員制サービスのことを指します。
日常の呟きや画像、動画などを投稿して、いいねやコメントをもらうことができます。

Instagram、Twitter、Facebook、YouTube、LINE、TikTok、pinterest、Linkedin、noteなどが日本では有名です。
友人同士でつながることはもちろん、同じ趣味を持つ仲間を探すツールとしても利用できます。
他者とのやり取りを楽しむことはもちろん、情報収集としても欠かせないサービスです。

SNSは2003年頃から使われ始めた言葉で、ソーシャルメディアなどとも呼ばれます。
発信する個人が主役となれるサービスで、マーケティングに取り入れることで認知度を高め、商品の売上や好感度アップにつなげることができます。

SNSマーケティングとは

SNSマーケティングは、企業がSNSを利用して自社商品の魅力を伝えていくビジネス手法です。
有益な情報を発信しながら、オンライン上でユーザーとやり取りをおこない、ファン化を促進させていきます。
SNSマーケティングでは、それぞれのSNSの特徴やユーザーに沿ったマーケティング方法をおこなうことが大切です。Instagramやpinterestでのマーケティングではおしゃれな画像が欠かせませんし、YouTubeでは動画で有益な情報を発信する必要があります。
告知をつぶやいたりキャンペーンを定期的に開催したりするなど、日々、魅力的な情報発信が欠かせない手法でもあります。

SNSは投稿内容がユーザーに受けいられることで、ユーザー自ら拡散してくれるという特徴があります。
投稿自体が、絶大な広告力に結びつくこともあります。
SNSマーケティングに力を入れることで、自社ブランドの認知度を高めることができます。

SNSマーケティングの役割

SNSマーケティングの役割は、消費者とコミュニケーションをとることです。
オンライン上ではユーザーの反応がすぐに返ってくるので、自社商品に対する印象もわかりやすいです。

堅いイメージがある企業であっても、投稿内容を工夫することで親近感を持たせることに成功します。
自社商品の認知度の向上に役立てられるほか、企業の特色がわかりやすいので、愛着を抱きやすいです。

ユーザーからの反応を無視することなく、親身になり対応する必要があります。
SNSマーケティングを行うことで、ユーザーのファン化を促進させることができます。

SNSマーケティングの目的

SNSマーケティングの目的は、ユーザーのファン化を促進させて、自社商品の売り上げアップを目指していくことです。
SNSの運用には手間やコストがそれなりにかかるので、知名度を向上させることはもちろん、愛着を抱かせて購買意欲を高める必要があります。

SNSを通じて親しみやすい印象を持ってもらうと、競合他社とも差をつけられます。
例えば、類似品を並べて購入に迷う場面では「〇〇(企業名)の商品にしよう」と無意識に選んでもらえる確率を上げることができます。

トレンドを意識した投稿をおこなったり、ユーモアがある内容に仕上げたりすると、ユーザーに関心を持たれやすく、自社商品と絡めた内容なら、自然と印象深く覚えてもらえます。

SNSを利用しているユーザーは増加しており、投稿内容が目に触れる割合も多くなってきます。
まずは、企業アカウントを作成することが、SNSマーケティング戦略の一歩につながります。

SNSマーケティングを通じて、自社ブランドのイメージを向上させていきましょう。

SNSマーケティングのターゲットユーザーは?

SNSマーケティングのターゲットユーザーは各SNSによって大きく異なります。

SNSは基本的にはユーザー通しが楽しむ個人のサービスなので、そこに企業が参入すること自体がそもそも難しいと言えます。ですので、ターゲットユーザーを間違えると、ただSNSを運用しているだけで何も結果が伴わないことにつながってしまいます。

自社の商品やサービスを購入しれくれそうなユーザーが使っているSNSを事前に選別し、運用を開始する必要があります。SNSの特徴ごとにターゲットユーザーは異なるため、まずは自社商品を理解し、SNSの内容を理解することが大切です。

ターゲットユーザーを決めた後は、各SNSの利用者動向を調べます。使用する主な年代やSNSを利用する目的などを中心に自社に合ったSNSを選んでいきます。

特定の商品を購入する際、SNSの情報を重要な判断基準に設けていることも多いです。
ターゲットユーザーの軸に合った、マーケティング戦略をおこなう必要があります。

SNSマーケティングで得られる効果は?

SNSマーケティングでは様々な効果が得られますが、一番の効果は、ユーザー自身が情報を拡散してくれることです。ユーザーは共感できる投稿内容を求めているため、一度コンテンツが受け入れられると情報が広がるのも早いです。

継続してユーザーに求められる投稿やコンテンツを投入し、多くのユーザーに受け入れられることで拡散力が高まります。また、SNSで投稿が話題になるとメディアなどで取り上げられる可能性もあります。

そして、InstagramなどのSNSは国内のみに留まらず海外にまでプロモーション活動がおこなえます。

もちろん、アカウント運用に気合を入れただけではユーザーから高い評価を受けることは難しいです。ユーザーが求めるコンテンツを常に考えながら、企業の姿勢を自然体で示していくことでユーザーに認められます。

一度ユーザーに認められたアカウントの拡散力高さは目を見張るものがあります。

SNSマーケティングを実施するメリットは?

ここでは、SNSマーケティングを実地するメリットについてご紹介いたします。

自社商品の魅力を多くの方に伝えたい企業こそポイントをしっかり押さえていきましょう。

広告の費用を抑えられる

1つ目は、広告コストを抑えられることです。
SNSアカウントの運用は無料で行なえ、プロモーション活動も兼ねることができるため、自社で運用すればそれほど費用はかかりません。

登録自体も無料でできるので費用のみで見ればコストパフォーマンスが高いです。もちろん、運用にかかる手間暇はそれなりですが、テレビCMを制作する費用と比べるとかなりお得に済ませられます。

広告費にコストをかけすぎると、コスト回収が難しい場合が多々発生します。

SNSマーケティングでは初期の費用がかからず広告費が抑えられるため、気軽に始めることができます。

ユーザーとの距離が近くなる

2つ目は、ユーザーのファン化の促進に役立てられることです。
自社ブランドの魅力を発信したり商品のPRを積極的におこなったりすると、共感をされる割合が多くなり、愛着をもってもらえます。

堅いイメージがある企業ほど、親しみやすさを出すとギャップを生むことにも成功しやすいです。
「良いな」「応援したい」と前向きな感想を持ってもらうと、自社商品の購買意欲を高められます。

SNSマーケティングを通して、消費者であるユーザーとの距離感が縮まりやすいメリットがあります。

マーケティング戦略がおこないやすい

3つ目は、マーケティング戦略がおこないやすいことです。
SNSは情報が拡散されるのが早いため、わずか数日で商品の知名度を上げることも可能なマーケティング手法です。

力を入れたマーケティング方法より、SNSで親しみやすい投稿をおこなった方が拡散されやすい場合もあります。

SNSマーケティングは敷居が低く、マーケティング初心者の方でも取り組みやすい環境が備わっています。

運営する側のやる気が上がる

4つ目は、マーケティングの効果が数値として表れ、ユーザーの反応もダイレクトにわかるため、運営側のモチベーションアップにつながりやすいことです。

例えば、Twitterの場合、投稿の注目度が上がるにつれてRTやいいねの数値も増えていきます。そしてユーザーのコメントや感想などもダイレクトに確認することができます。

広告の効果が出るには時間がかかることも多く、自社商品の売り上げでしが数値が測れない場合もあります。

SNSマーケティングは、拡散力が数値化され、ユーザーの反応もわかりやすいため、運営する側もやる気が上がりやすいです。

SNSマーケティングを実施するデメリットは?

SNSマーケティングをおこなうメリットはたくさんありますが、少なからずデメリットも存在します。
事前にデメリットや注意点を意識しておくことで対策がとりやすくなるので心得ておきましょう。

ここでは、SNSマーケティングを実施する際のデメリットや注意点についてご紹介いたします。

悪いイメージも拡散しやすい

1つ目は、SNSマーケティングのやり方を間違えると悪いイメージも拡散しやすいことです。
一つのミスがユーザーの中でマイナスな企業として印象付けられてしまうため、アカウントは慎重に運用する必要があります。

例えば、企業アカウントを個人のアカウントと勘違いして日頃の愚痴を発信するだけで、企業に対する負のイメージがあっという間に広がります。
真面目な印象がある企業ほど、一つの発信が命取りになります。

数々のインフルエンサーに謝礼を渡して自社商品を宣伝してもらうキャンペーンを行った場合もやりすぎると「作られたトレンド」として、しらけた目で見られやすいです。

SNSは拡散力が高いメリットがありますが、悪い部分もすぐに知れ渡りやすいため気を付ける必要があります。

個人の性格を前面に出したくなる

2つ目は、アカウント運用を進めるごとに、個人の性格を前面に出したくなることです。
自社商品の知名度を高めるためにはじめたマーケティングも、自己顕示欲のために活用するなら、ユーザーも離れていきます。

無機質な宣伝ではユーザーに共感してもらえないため、ある程度、運営側の内面が透けてみえる投稿をおこなう必要があります。
顔文字や絵文字を使って内容を盛り上げることもあるでしょう。

拡散力が高まるにつれて、運営する個人としても嬉しさを感じて、もっと目立ちたいと考える場合があります。
認められたことから、つい羽目を外したくなる気持ちもわかります。
しかし、必要以上に個人色を出しすぎるアカウント運用は、嫌悪感を持たれやすいので気を付けましょう。

例として「今日〇〇で餃子食べた!店員さん可愛かった笑笑」など、プライベートな内容を企業アカウントで発信するものが挙げられます。

一度ついた悪いイメージは、払拭するためには時間がかかります。

アカウントを運用している目的を見失わないように気をつけていきましょう。

SNSマーケティングの実施手順ややり方は?

ここでは、SNSマーケティングの実施手順ややり方についてご紹介いたします。

SNSマーケティングをおこなう目的を設定する

1つ目は、なぜSNSマーケティングをおこなうのか、目的を設定することです。
軸がしっかりしていないと、のちにブレやすく、ユーザーに不信感を抱かせる原因にもつながりやすいです。

「フォロワーを増やして自社ブランドの認知度を高めたい」「SNSからのWebサイトへの集客を図りたい」「SNSで売上を上げる」などの目的の設定が挙げられます。

SNSを運用する際に目的の設定をおこなうことで、すべての投稿に一貫性を保つことができます。

ターゲットを決める

2つ目は、ターゲットユーザーを決めていきます。
誰に届けたいのか、性別、年齢、職業、好きなものなどをおおまかに決めると、自社に最適なSNSがわかり、投稿内容もはっきりとしてきます。

化粧品をPRしたい場合、例として「女性、20代、会社員、オシャレで手頃なコスメが欲しい」と定めることができます。
SNSの発信場所としては、Instagramが選択候補として挙げられるでしょう。
写真を通じて情報発信がおこなえるため、自社商品の魅力を最大限に活かしやすいです。

Instagramに登録する前に、美容系のインフルエンサーの方をチェックする方法も戦略の参考になります。

SNSごとにユーザーの特色も異なるため、ターゲットユーザーを明確にしたうえで、プラットフォームを定めていきましょう。

アカウントを作成する

目的とターゲットとなるユーザーがはっきりとしたら、実際にSNSマーケティングの運用アカウントを作成します。
会社の概要、特徴、魅力的ポイント、HPのURLなどを載せていきましょう。
アイコンなども、きちんと自社商品と絡めた写真を用意します。

目的とターゲットユーザーに合わせてオリジナルのデザインを作成しましょう。

プロフィールに記載する内容が浮かばない方は、他社の公式アカウントを参考にする方法がおすすめです。

SNSの運用は、誤ってプライベートなことを書いて、会社のイメージをダウンさせることのないように気を付けていきましょう。

目的別のビジネス戦略を立てる

アカウント開設後は、SNSアカウントの目的別びビジネス戦略を立てていきます。

「まずはフォロワー1,000人を目指す」「1,000いいねを獲得する」など、具体的な数値を定めるとわかりやすいです。

ビジネス戦略を立てると、目的を達成するためにどんな行動をとれば良いのか、見通しがつきやすくなります。
公式アカウントがどのような運用をしたら好感が持てるか、客観的な目線も持ちましょう。

運営体制を整える

5つ目は、SNSアカウントの運営体制を整えていくことです。
SNSは拡散力が高い傾向があるので、良いイメージ、悪いイメージが一気に広がりやすいです。

真面目にSNSマーケティングをおこなっているにも関わらず、一つのミスで努力が水の泡になることもあります。
SNSの運用担当は、ネットリテラシーが高くマーケティングの知識も高い人がベストです。

また、なるべくターゲットユーザーに近い人を選ぶと、利用者の気持ちもわかりやすいので、効果的な運用がおこなえます。

SNSマーケティングも、予想通りうまくいかないことがあります。
運営方法の分析をしながら、ブラッシュアップをおこなうことも大切です。
課題を分析しながら、運営の仕方を調節すると、より良いプロモーション活動がおこなえます。

SNSマーケティングの成功事例

SNSマーケティングの成功事例の会社は以下となります。

・日本コカ・コーラ
・シャープ株式会社

日本コカ・コーラは、自社で発売している飲料水ごとのアカウントを、SNSで展開している特徴があります。
「爽健美茶」「ファンタ」など、その数は40を超えます。
商品ごとにまとめており、特徴・コラムなどを展開して、効果的にPRしているのが特徴的です。
また、Twitterでは「アカウントをフォロー&RTすると、抽選で◯名様に当たる」自社商品のキャンペーン内容にも力を入れています。
新商品を宣伝したい運営側の気持ちと、無料で飲んでみたいユーザーの意見がマッチしているため、拡散力が高いです。

日本コカ・コーラのSNSアカウント

https://www.facebook.com/cocacolapark

https://twitter.com/CocaColaJapan

https://www.youtube.com/c/cocacolajapan

シャープ株式会社は、大手電機メーカーとして名を馳せています。
真面目な印象が強い会社でありながら、Twitterでは親しみやすい投稿が目立ちます。
中の人の性格が透けてみえる投稿は、程良いギャップ感を生み出しており、フォロワーは80万人超。
商品内容と絡めつつ、個人色を出しすぎていない投稿スタイルは見習いたいものがあります。
ファン化を促進させている、SNSマーケティングの成功事例となります。

シャープ株式会社のSNSアカウント

https://twitter.com/SHARP_JP

https://www.facebook.com/SHARP.Japan/

https://www.youtube.com/user/SHARParchive

他にも有名な企業SNSアカウント

https://www.instagram.com/tastyjapan/
https://www.instagram.com/starbucks_j/
https://www.instagram.com/muji_global/

SNSマーケティングのまとめ

SNSマーケティングは、SNSの利用者が増えている今だからこそ、手堅く取り入れたいビジネス手法となります。
広告費を抑えながら、拡散力が高いメリットがあるため、マーケティング初心者の方にもおすすめです。
しかし、悪いイメージもすぐに広まりやすい特徴があるので、ネットリテラシーをしっかり持つ必要があります。
コツコツと運営を続けることで、ユーザーのファン化を促進させられます。
今回は、SNSマーケティングの特徴、役割、目的、メリット、実施手順などについてご紹介いたしました。

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