オウンドメディアマーケティングとは

横浜デザインビューロ
オウンドメディアマーケティング

オウンドメディアマーケティングとは、自社でメディアを持ち積極的に情報発信をしていくことでメディア展開をしていくマーケティング方法です。
独立したコンテンツとして、顧客に有益な情報を伝えることで、ユーザーを集客でき、会社・商品の認知度・信頼度をあげることができます。
今回は、オウンドメディアマーケティングについてご紹介いたします。
ぜひ、自社ブランドの認知度を高めたい方、サイトのアクセス数を伸ばしたい方は参考にしてみてください。

オウンドメディアマーケティングとは?

オウンドメディアマーケティングの役割

オウンドメディアマーケティングの目的

オウンドメディアマーケティングの目的はどう決める

オウンドメディアマーケティングのターゲットユーザーは?

オウンドメディアマーケティングのターゲットユーザーはどう決める?

オウンドメディアマーケティングで得られる効果は?

オウンドメディアマーケティングはどのくらいで結果が出る?

オウンドメディアマーケティングを実施する目的

オウンドメディアマーケティングを実施するメリットは?

オウンドメディアマーケティングを実施するデメリットは?

オウンドメディアマーケティングの実施手順ややり方は?

オウンドメディアマーケティングを外注する時の予算はどのくらい?

オウンドメディアマーケティングの予算はどう決める?

オウンドメディアマーケティングの外注会社に事前に確認しておきたい事項

オウンドメディアマーケティングの成功事例

オウンドメディアマーケティングのまとめ

オウンドメディアマーケティングとは

オウンドメディアマーケティングとは、自社でメディアを持ち独自に情報発信をすることで商品や会社の認知度・信頼度のアップを目指すマーケティング方法です。
商品のジャンルに沿って幅広い情報展開をおこなうことで、ユーザーのニーズを満たすことができます。

例えば、アウトドア製品を扱う会社の場合、スポーツ、健康、生活習慣などのコラムをメディアとして展開していくことで、商品の魅力だけでなく、アウトドアの魅力を全体的に伝えることで、Webサイトのアクセスアップや商品の認知度アップ、会社の信頼度アップにつながっていきます。また、体を動かすことについても関心を高めることができます。

食品を扱う会社の場合は、レシピ、栄養、食についてのコラムなどをメディアとして展開していきます。自社の食品を使ったお手軽レシピや食のコラムを掲載していき、ユーザーに自社商品の魅力を間接的にアピールできます。

オウンドメディアマーケティングは、自社商品を客観的にとらえ、ジャンル周辺の情報を提供していきます。

オウンドメディアマーケティングとは

オウンドメディアマーケティングとは、積極的に自社が扱う商品カテゴリ周辺の情報を発信していき、検索エンジンでのインプレッションを上げると同時に既存客のエンゲージメントも向上させるマーケティング手法です。

オウンドメディアマーケティングの役割

オウンドメディアマーケティングの役割は、ユーザーに有益な情報を提供することです。
ユーザーとコンテンツを通じてコミュニケーションを取りながら、最終的には信頼が持てるWebサイトであると認識される必要があります。

もちろん、掲載する情報は何でも良いわけではなく、自社のジャンルに関連し、かつユーザーの役に立つ情報である必要があります。中身が薄いコンテンツやただ文字数が多いだけのページや自社商品だけをゴリ押しするコンテンツなどは逆に不信感を与えたり無機質に見えたりしてしまうので、注意が必要です。
コストや時間をかけてコンテンツをつくっていくのですが、「買ってほしい」気持ちがあまりにも透けて見える場合はオウンドメディアの失敗に繋がります。

オウンドメディアマーケティングは、ユーザーにとってメリットがある情報提供をおこなうことが大切です。

オウンドメディアマーケティングの役割

オウンドメディアによってユーザーとコミュニケーションを取りながら情報を発信していくことで認知度や信頼度の向上を目指します。

オウンドメディアマーケティングの目的

オウンドメディアマーケティングの目的は、検索エンジンからの集客、ホームページ訪問ユーザーの回遊率アップや離脱率を低下させる、そして、ユーザーのファン化を促進させることです。
自社商品からある程度独立したメディアを展開しつつ、オンライン上での表示回数を高め、最終的にはユーザーの購買意欲を高める必要があります。

過大な広告は「くどい」や「買わないようにしよう」など、逆効果になってしまう場合があります。

自社商品のジャンル周辺の情報を提供するメディアを展開すると、ユーザーにとってタメになるサイトと評価され、検索エンジンからの評価も高まります。役立つ情報を提供し続けると「このブランドの商品も気になる」と自然とユーザーの興味を惹きつけることにも成功します。

オウンドメディアマーケティングでユーザーの役に立つコンテンツを提供していくことで自然と売り上げアップや認知度アップにつながっている状態が理想です。

オウンドメディアマーケティングの目的

オウンドメディアマーケティングの目的を見失わずユーザーに有益な情報を提供していくことで、売上アップや認知度アップに自然と繋がります。

オウンドメディアマーケティングの目的はどう決める?

オウンドメディアを立ち上げようとする際はその目的をしっかりと決めることが大切です。新規のリードをとっていきたいのか、Webでの認知度を上げたいのか、商品の売上に結びつけたいのか、既存顧客との結びつきを増やしたいのか、採用につながるメディアを作りたいのか、あらゆる方面からオウンドメディアを作る目的を考えていきます。

また、商品やサービスがたくさんある企業ではオウンドメディアで特にフォーカスしたい商品やサービスを決めていくことも大切です。商品が多い企業のメディアによく見られる傾向ですが、コンテンツの内容が幅広すぎて結局どのユーザーにも届いていないということがよくあります。このような問題はオウンドメディアの目的やオウンドメディアで特に力を入れたい商品がしっかり決まっていれば防げます。

また、オウンドメディアの目的をしっかりと決めることでオウンドメディアの外注時や社内のメンバーに作業を依頼する際も指示が明確になり、作業がしやすくなります。

オウンドメディアは惰性や理想だけで運営するのはNGです。

目的をしっかりと定め、目的から逆算してオウンドメディアのコンテンツ内容に落とし込んでいきます。

オウンドメディアマーケティングの目的はどう決める?

オウンドメディアマーケティングの目的をしっかりと定めることで、目的意識を制作チーム内で共有でき、あとから数値を振り返る際も分析がしやすくなります。

オウンドメディアマーケティングのターゲットユーザーは?

オウンドメディアマーケティングのターゲットユーザーは、自社商品をはじめ、周辺の情報に興味がある方です。
幅広いターゲットやトピックを意識することで、多くのユーザーに興味を持ってもらえます。

例えば、寝具を扱う会社の場合「睡眠」に関心があるユーザーはもちろん、仕事で疲れが溜まっている方、肌荒れに悩む方、良質なライフスタイルを送りたい方などまでターゲットユーザーとして定めることができます。もう少しターゲットを広げると、人生の3分の1は睡眠時間に占められているため、すべての方が当てはまるとも言えるでしょう。

ゲーム扱う会社の場合、娯楽を求めている子どもをはじめ、購入権がある大人もターゲットユーザーに当てはまります。隙間時間がある方、現実逃避をおこないたい方なども幅広いターゲット枠内に入るでしょう。

オウンドメディアマーケティングのターゲットユーザーは、サイト運営の目的を考えた上で設定することが大切です。

オウンドメディアマーケティングのターゲットユーザー

オウンドメディアマーケティングのターゲットユーザーを設定することで、ライターさんやデザイナーさんへの指示も明確になり、作成するコンテンツの一貫性が保てます。

オウンドメディアマーケティングのターゲットユーザーはどう決める?

オウンドメディアは良質なコンテンツをどんどん投入していくマーケティング施策のため、オウンドメディア全体のターゲットユーザーを絞り込むのは難しいですし、それぞれのコンテンツでターゲットユーザーを決めておけばよいのですが、全体としてどんなユーザーに届けたいかという視点も大切です。

ターゲットとするユーザーの大きな枠組みとして、新規ユーザーか、リピーターや既存顧客か、という視点があります。

新規ユーザーをターゲットとする場合はSEOをかなり意識したコンテンツを制作する必要がありますし、既存顧客やリピーターとのエンゲージメントを高めたいときはSEOというよりも、ユーザー事例やユーザーインタビューなど、よりユーザーとコミュニケーションがとれるコンテンツにする必要があります。

私のようなフリーランスの場合は、マーケティング関連の新規リードをとっていきたいので、オウンドメディアを運営する際のターゲットユーザーは日本担当のマーケティング担当者やカントリーマネージャー、海外の広告代理店や中小企業の経営者層となります。

オウンドメディアマーケティングで得られる効果は?

オウンドメディアマーケティングで得られる効果は、潜在ユーザーを顧客化につなげることができる点です。偶然の出会いでサイトに訪れるのではなく、ファン化を促進させる効果があります。

有益な情報を提供しているサイトと認知されることで、ユーザーは自社商品にも興味を持ちやすくなります。信頼できるサイト・使用するメリットがあるとユーザーに感じてもらうことで、購買意欲も高められます。

記事内容も、無機質なものに仕上げるより、ユーザーの心にささる情報を伝えることが大切です。
「頼りになる」「応援したい」と感じることで、ブランドの認知度も高まります。
口コミにより、さらにファン化の促進にも役立てられます。

オウンドメディアマーケティングは、効果を意識した上でサイトの運営をおこなっていきましょう。

オウンドメディアマーケティングの効果

オウンドメディアマーケティングを実施することで、ユーザーがファンとして定着し信頼度と認知度アップに繋がります。

オウンドメディアマーケティングはどのくらいで結果が出る?

結果の内容にもよりますが、すでにコンテンツがそれなりにあり、ドメインも新しいドメインではなく従来からあるドメイン内でオウンドメディアマーケティングを実施する場合は早くて3ヶ月程度~ 通常であれば1年程度運用した段階で成果がでてくる場合が多いです。

新しいドメインでまったくの新しい状態でオウンドメディアを始める場合は最低1年~現実的な数字をあげると2年から3年くらいはかかるかもしれません。

コンテンツの内容によってもかなり異なり、既存顧客を対象ユーザーに見据えた記事であれば短期間で成果が出てくる場合がありますし、新規の採用をターゲットに見据えた記事の場合は結果を数値に反映させるのはかなり難易度が高いかもしれません。

ここでも大事なのは長期的な視点でオウンドメディアマーケティングに取り組むということです。オウンドメディアマーケティングは長期的に継続できる予算・人的リソース・社内環境を整えておけば高い確率で成果だでるマーケティング施策です。
長期的な視野にたってオウンドメディアマーケティングを運用していきます。

オウンドメディアマーケティングはどのくらいで結果が出る?

オウンドメディアマーケティングの特徴は結果がじわじわとでてくるところ。結果が出るのには時間がかかりますが、一度結果がでると継続して売上に貢献してくれるチャンネルになってくれます。

オウンドメディアマーケティングを実施する目的

オウンドメディアマーケティングの目的は、他社と差別化がおこなえることです。
類似商品や競合商品が多い場合、ユーザーに強い印象を与えるために、個性を出す必要があります。

同じ値段のおにぎりがあるなら、サービスが良い店で購入したいと感じるものです。
レシピ、食についてのコラムを提供しているほど、サイトに対する信頼性も高まります。
商品の背景に、売り手の性格を見ることも多いです。

「〇〇といったら〇〇!(オウンドメディア)」の立ち位置まで獲得するなら、認知度も拡大しています。

オウンドメディアマーケティングを通じて、ユーザーの購買意欲を高めていきましょう。

オウンドメディアマーケティングを実施する目的

オウンドメディアマーケティングの最終目的は売上や利益。売上や利益につなげるために自社メディアで認知度や信頼度をあげ、コンバージョンを獲得し売上につなげていきます。

オウンドメディアマーケティングを実施するメリットは?

ここでは、オウンドメディアマーケティングを実地するメリットについてご紹介いたします。
サイト運営をおこなう上で、以下の点を意識していきましょう。

信頼性が高まる

1つ目は、自社商品・ブランドの信頼性が高まることです。
ユーザーに有益な情報を提供することにより、良いイメージを抱いてもらえます。

オウンドメディアは独自のノウハウを提供する場にもなります。根拠となるデータを用いて独自の記事を提供していき、内容の信憑性も感じられる記事を図や画像を使い、難しい内容をわかりやすくかつ面白く伝えられることで好印象を持たれます。

定期的に情報発信をおこなうと、検索結果も上位に表示されやすくなるため、アクセス数も増加しやすいです。自社ジャンルに関連したキーワードで訪問してくれたユーザーが、記事の中に自社商品を発見してくれることでユーザーの「気になる!」を促進できます。

また、コンテンツが充実しているほど「しっかりしたサイト」と捉えられやすいです。明確な目標をもってコンテンツを企画し、しっかりしたサイトを運営していくことで、ユーザーに前向きな印象を持たれます。

資産を蓄積できる

オウンドメディアマーケティングの2つ目のメリットは、資産の形成につながることです。
作成した記事はその場限りの情報展開とならず、ユーザーが後で読み返すことも可能です。
丁寧に作り込むほど、貴重な資産として、長期にわたりサイトを維持してくれます。

有益な情報を提供されると、別の記事にも目を通したくなるものです。
口コミで使い勝手の良さが広がると、爆発的にアクセス数もアップします。

SNSの場合、情報が流れてしまい、後で読み返したくても探すことが困難な場合があるでしょう。

その点、オウンドメディアマーケティングは、一過性にならない資産を持つことができます。

広告費が削減できる

3つ目は、広告費が抑えられる点です。
自社メディアでコンテンツを展開するため、低コストで運営を続けられます。

サーバー代、人件費のみがかかる場合があります。
余った予算は、商品開発に回すことも可能です。

オウンドメディアマーケティングは、限られた予算でユーザーのファン化を促進させたい方におすすめです。

愛着を持ってもらえる

4つ目は、他社と差別化ができるため、愛着を持たれやすいことです。
面白いコンテンツを展開することで、ユーザーも頻繁に訪れやすくなります。

「暇だから、あのサイトを見に行こう」まで感じてもらえるなら、かなりの好印象を持たれています。

どんなに良い商品を売り出しても「感じが悪い」イメージがあると、購入にもつながりません。
愛着を持ってもらえると、多少高くても、財布の紐が緩みやすいです。

オウンドメディアマーケティングを通じて、自社商品・ブランドのイメージ向上に役立てましょう。

オウンドメディアマーケティングのメリット

オウンドメディアマーケティングはメリットの多いWebマーケティング手法です。お客様に向けてもメリットが多く、社内での進め方もスムーズな場合が多いです。

オウンドメディアマーケティングを実施するデメリットは?

オウンドメディアマーケティングをおこなうメリットはたくさんありますが、少なからずデメリットも存在します。
考慮した上で、オウンドメディア運営をおこなっていきましょう。

念入りな計画が必要

1つ目は、オウンドメディアマーケティングをおこなう場合、念入りな計画が必要なことです。
見切り発車ではじめても、思わぬ効果が得られないことも多いです。

ユーザーに有益な情報を提供する必要があるため、ターゲットユーザーを明確に決めることから始めていきます。
企画や趣旨がブレてしまうと、満足度も低いコンテンツに仕上がりやすいです。

また、競合サイトも参考にすることが大切です。
記事のまとめ方をみたり、差別化を図れるポイントをチェックしたりして、魅力的なコンテンツを制作していきましょう。
まったく同じオウンドメディアになるなら、個性を見出せません。

自社ブランドの活かせるポイント、どんな目的でオウンドメディアを立ち上げるのかを振り返ることが大切です。

定期的に情報を発信する必要がある

2つ目は、こまめな情報の発信が必要不可欠な点です。
はじめの方はまめな更新をしていたけど、段々と更新頻度も落ちるなら、顧客を遠ざけてしまいます。

良質なコンテンツを定期的に作成する必要があるため、外注に任せるのも一つの方法ですが、サーバー代、人件費以外に、外注費もかかるため、予算が増加する可能性も出てきます。また、自社商品の情報はやはり自社のスタッフが一番知っているので、外注さんの理解度を上げる作業も必要になってきます。

内製で有益なコンテンツを継続してアップできるレベルになるなら、検索サイトでも上位表示される期待があります。しかし、ただ単に文字を水増ししても、有益な情報を届けることができません。更新頻度の高さのみ、売りにすることのないように気をつけましょう。

オウンドメディアマーケティングをおこなう場合、定期的な情報発信がつきものとなる点も心得ておきましょう。そのためには、担当者をしっかりとつけて体制を整えておくことも大切です。

短期間では効果が実感できない

3つ目は、オウンドメディアを展開しても、すぐには思うような効果は得られないことです。
すぐに効果を感じることが少ないので、オウンドメディアマーケティングを実施する目的が明確にないと、途中で更新が滞りがちになることもあります。
また、予測はしていても当初のアクセス数が伸びないとモチベーション低下にもつながりやすいです。

また、一度投稿した記事に関しても、定期的にリライトをしたり、ブラッシュアップをしたりする作業も必要です。
SNSを通じて、記事の宣伝をおこなうことも必須と言えます。

サイトや方法によっては効果が出るまで半年から一年間程度は最低様子を見る必要が出てきます。
オウンドメディアマーケティングは、コツコツと地道な作業を繰り返していくことが大切です。

オウンドメディアマーケティングのデメリット

オウンドメディアマーケティングはいきあたりばったりで実施しても成果を得ることが難しいWebマーケティング手法です。しっかりとしたプランニングと目的を社内・チーム内で共有し、定期的に成果を分析しながら戦略をたてていくことが大切です。

オウンドメディアマーケティングの実施手順ややり方は?

オウンドメディアマーケティングのメリット・デメリットを知ったなら、早速取りかかっていきましょう。

ここでは、オウンドメディアマーケティングの実施手順ややり方についてご紹介いたします。

市場調査

1つ目は、キーワードプランナーや検索ツールを使い、市場調査をおこなう方法です。
狙っているキーワードは、どのようなコンテンツ展開がおこなわれているかチェックしていきましょう。

競合サイトの作り込みを参考にする方法もおすすめです。
一つのみではなく、複数チェックすることを心がけると、特定のサイトに影響を受けにくくなります。

市場調査をおこなうことで、目指すべき方向性がわかります。

ターゲットユーザー・ペルソナの選定

2つ目は、オウンドメディアに訪れる顧客像を設定する方法です。
しっかり決めておくと、認識にズレが生じにくくなります。

ターゲットユーザーの場合、化粧品を扱うなら「20代〜30代向け、女性、事務職、独身」などの設定が可能です。
年代、性別、職業、配偶者の有無などにグループ分けできます。

また、ペルソナを設定すると、ターゲットの層の具体化が可能です。
ペルソナの例は以下となります。

吉田香(よしだかおり)
女性
23歳
会社員
地方在住
独身
趣味はショッピング
インスタの更新率が高め
コスメに興味がある
プチプラなのに品質の良いアイテムが欲しい

ペルソナを設定すると、明確な顧客像が把握できるため、他のマーケティング施策との連携もとりやすくなります。

オウンドメディアを展開する場合、ターゲットユーザー、ペルソナの選定をおこないましょう。

テーマを設定

3つ目は、オウンドメディアのテーマやコンセプトを設定することです。
他社と差別化を図るために、自社の強みを活かしていきましょう。

飲料メーカーなら商品を使ったレシピ、水に関するコラムを紹介して「写真に力を入れた」コンセプトを設定する方法が挙げられます。

衣料品メーカーなら服に関するコラム、着回し方法を紹介して「プチプラなのに高見え」のコンセプトを設定する方法が挙げられます。

「なんでもあり」にすると、普遍的な印象を与えてしまい、誰の記憶にも残りにくいメディアに仕上がりやすいです。
限られた領域で活動するほど、味が出て、多種多様なターゲット層にも興味を持ってもらえます。

カスタマージャーニーの設計

4つ目は、ユーザーが購入に至るプロセスを考えることです。
感情や思考に基づいて、アクションを起こす手順を組み立てていきましょう。

サイトを認知したあと、しばらくは情報収集をおこない、最終的に検討する段階に入ります。
ユーザーのニーズを満たすサイト設計をおこないましょう。

コンテンツ制作

ここまで準備ができたら実際のオウンドメディアのコンテンツ制作に取り掛かります。
基本的な情報を網羅しながらトレンド感がある情報や他のサイトとの差別化を図る内容を盛り込み、独自かつユーザーの役に立つ内容に仕上げていきます。主観的・客観的な内容を意識しつつ、ユーザーにとって有益な情報を提供していきましょう。

また、公開したコンテンツをどこから集客するのかという視点も大切です。せっかくコンテンツを公開しても誰にも読まれなければ意味がありません。

新規ユーザーに読んでもらいたい場合はSEO対策を中心におこなったり、既存ユーザーのエンゲージメントを高めたい場合は既存ユーザーへメルマガ配信などを行ったりと、目的とするユーザー向けに集客を行う必要もあります。

オウンドメディアマーケティングのやり方

オウンドメディアマーケティングを実際に実施するまでには数々のステップがありますが、一つ一つの作業目的を明確にし少しずつ作業を積み上げていくことで素敵なコンテンツを制作できるようになります。また、一つ一つのコンテンツの公開までに時間がかかりすぎる場合は、コンテンツ公開までの人員や作業内容等を見直し、よろいスピーディーにコンテンツを公開できないか検討してみます。

オウンドメディアマーケティングを外注する時の予算はどのくらい?

オウンドメディア構築から運営を得意としている中堅~の企業でリーズナブルな予算感あれば月額50万円~100万円程度の予算感が多い印象です。大手広告代理店であればこれの3倍~6倍から、といったところでしょうか。

もう少し中小規模のオウンドメディアサービス提供会社やフリーランスに依頼すればもう少し安くなります。
大事なのは、予算に対して結果がでてくるかどうかをきちんと見極めることです。

BtoBでオウンドメディアからリードが月1件以上発生し、そのクライアントのLTV100万円を越してくる、といった感じになるのであれば月額100万円を使用してもぜんぜんおつりがくると思いますし、BtoCの場合も多くのセッションが必要になりますがそれでコンバージョンを数十件とれるのであればもとがとれてきます。しかも作成したコンテンツはずっと残るので競合がより強いページを作ってくる以外はそれほど検索順位の変動もありません。もちろん、Googleアルゴリズムは常にアップデートしているのでそれに伴う順位の変動はありますが、ユーザー目線でコンテンツを作成していればそれほど影響はないはずです。

また、オウンドメディア立ち上げ期で結果がでるかどうかわからない段階、上司から大きなことを言われている、といった場合は、Topページプラス数記事を内製しミニマムで立ち上げて様子をみるというのも結構おすすめです。

内製することで何をどのように外注すれば一番効率的か見えてきますし、例えばSEO担当者が社内にいるといった場合は、キーワードをSEOやオウンドメディアのライティングが得意なライターさんに投げてしまえば何文字いくらで書いてくれるので、かなりリーズナブルかつ効果的にオウンドメディアを運用できます。

また、オウンドメディア立ち上げ初期の段階では、新規の記事よりも既存顧客へのインタビュー記事や取材記事、既存顧客向けのサポート情報などもおすすめです。このような記事は既存顧客のエンゲージメントを向上することができ、社内でも営業さんがツールとして使えたりもするので上司への説明付けでもかなり役に立ち、既存顧客との関係性もアップします。

目的やターゲットを具体的に設定し、その目的を達成できる目標数値を定め、目標とする数値から逆算して継続して使用できる予算を決めていきます。

オウンドメディアマーケティングを外注する時の予算はどのくらい?

オウンドメディアマーケティングを外注する際は目的や目標、ターゲットとするコンバージョン単価など、具体的な数値目標をもとに逆算すると費用対効果も簡単に計測でき効果的です。

オウンドメディアマーケティングの予算はどう決める?

予算の決め方には何パターンもありますが、主に、予算からオウンドメディアの設計をする場合と、達成したい目標から予算を決める場合があります。

年間や月間で予算が決まっている場合はその予算に対して自社で作業できる箇所、外注すべき箇所を洗い出して、予算に対して最大限結果がでるようにオウンドメディアの運用を設計します。
例えば、使える予算が月間で30万円程度であれば、すべてを外注するのは難しいので、オウンドメディア担当者はディレクションを中心に作業しライターさんやデザイナーさんにそれぞれ作業を振り分けていき、月間で何ページ公開する!などの目標をたてて推進していくのがおすすめです。

月間で50万円以上予算を使用でき、社内にノウハウが溜まっていないのであれば、最初のうちはある程度の作業をオウンドメディアを得意とする会社に投げても良いかもしれません。投げる場合は是非社内にノウハウが蓄積できるような体制をとってください。丸投げは厳禁で、仕上がってきた記事に対して結果をきちんと追いかけ、結果がでている記事の書き方やキーワードなどをノウハウとして社内に蓄積していきます。

達成したい目標から予算を決める場合は、まずは達成したい数値を具体的に設定します。例えば新規の問い合わせ月5件、新規のユーザーのサインアップ月100件のようにコンバージョンとその数値を仮で設定します。その後、その数値から逆算してどのくらいのページ数が必要か、月に何本くらい記事をアップする必要があるかを計算していきます。計算する場合はもととなるデータが必要なので、自社のGoogle analyticsやGoogle Search Consoleのデータ、競合のオウンドメディアのチェックなどを行い数値を出していきます。制作しなければいけないページ数やコンテンツ内容が固まったら自社の作業量や外注する場合は外注費を見積もり予算を決定していきます。

どちらのやり方でもオウンドメディアマーケティングの予算は年間でおおよそでも良いのでいくらくらい使えるかを事前に決めておいたほうがよいです。オウンドメディア運営は長期的な作業になるので、1年以上~5年程度の時間軸で結果を追いかけていく必要があります。最初に予算を大きく使って半年で新規の記事アップが止まってしまった、ということはよく聞きます。長期的な視点で予算組みも考えていきましょう。

オウンドメディアマーケティングの予算はどう決める?

オウンドメディアマーケティングは長期に渡って取り組むことで結果がでる施策です。長期的な視野で予算を決定することで継続して新しいコンテンツを生み出すことができます。

オウンドメディアマーケティングの外注会社に事前に確認しておきたい事項

オウンドメディアマーケティングを外注する際に外注を予定している会社やフリーランスに事前に聞いておきたい質問事項一覧です。

●予算感は?

一番大切なところですが、どのくらいの予算感でどのくらいの作業をしてくれるかを確認します。もちろんすべてを丸投げすると予算は高くなりますし、自社にもノウハウが蓄積しないので、自社でやる作業と外注する部分を切り分けて予算感を聞きます。

●得意な分野や業種、サービスは?

得意分野や過去の実績を聞きます。もちろん、同じ業種で経験があればよいのですが、NDA関連も絡んでくるので一概に同じ業種で経験があるかどうかはそれほど気にしなくても良いかと思います。新しい分野でも勉強しながらコンテンツを書いてくれそうかどうかを確認します。

●分析や提案もできる?

Google Search Console やGoogle Analytics、自社が使っている分析ツールを使って新記事の提案や既存記事のリライト・追記などの提案をしてくれるかどうか。納品して終わりでは結果を出すのが難しくなるので分析ができ、PDCAサイクルがまわせるかどうかを確認します。

●月・年に何社くらいサポートしている?

どのくらいのボリュームでオウンドメディアをサポートしているか聞いておきます。多ければ良いというわけでもなく、自社ときちんと長期的にサポートしてくれるかどうかを確認しておきたいです。

●ミニマムの契約期間は?

ミニマムの契約期間を設けている会社が多いので必ず聞いておきます。

●記事の納期はどのくらい?

記事の内容によっても納期は異なるので、記事の内容をおおまかに説明した上で聞くとよりわかりやすいです。早いところだとテキストのみ・調査のみで済む記事1万文字程度で1-2週間後の納品、インタビューや事前調査がそれなりに必要な記事だと3-4週間といったところが多い印象です。

●納品してもらった記事の著作権は?

納品後の記事の著作権を渡してくれるかどうか。

●どのくらいでオウンドメディアマーケティングの結果がでる?

結果にコミットしてくれるのかとても大切です。

●納品形態は?

wordpresssや自社CMSへの直接入稿は可能か。テキスト+タグ付きで納品される?画像やグラフィックは納品してくれる?など

オウンドメディアマーケティングの外注会社に事前に確認しておきたい事項

オウンドメディアマーケティングを外注する場合は、外注先の会社とも長い付き合いになります。事前に不明点やできること、できないことを確認しておきましょう。

オウンドメディアマーケティングの成功事例

マーケティング施策を新たにはじめる場合は、成功事例を参考にするのが一番の近道です。オウンドメディアマーケティングに成功している企業の成功事例を参考に、自社のメディアにあてはめていきましょう。
ここでは、下記のオウンドメディアマーケティングの成功事例を紹介します。

・アマノ食堂
・サイボウズ式
・北欧、暮らしの道具店

アマノ食堂は、アサヒグループ食品が運営する食にまつわるコンテンツを展開しているオウンドメディアです。
3年間で月間PV100万を突破しています。
広告っぽさがない、親しみやすさを感じる内容がユーザーにも好評です。

https://amanoshokudo.jp

サイボウズ式は、サイボウズが運営する働き方、生き方に関するコンテンツを展開しているオウンドメディアです。
自社で発信しているIT情報は、魅力的な内容に仕上がっており、これからを生きる人のために参考になります。

https://cybozushiki.cybozu.co.jp

北欧、暮らしの道具店は、北欧をはじめ、様々な国のインテリアアイテムを取り扱う道具店が運営するオウンドメディアです。
ECサイトをオウンドメディア化しており、製品の購入を促進させる形を上手に取り入れています。

https://hokuohkurashi.com

オウンドメディアマーケティングを成功させるためには、自社製品の特徴を振り返った上で、強みを活かすことが大切です。

オウンドメディアマーケティングの成功事例

オウンドメディアマーケティングに成功している企業は検索エンジンでも上位に表示され目にする機会も多いと思います。成功事例を参考に自社メディアもアップグレードし、よりユーザーに響くコンテンツを提供していきましょう!

オウンドメディアマーケティングのまとめ

オウンドメディアマーケティングに力を入れると、ユーザーのファン化を促進できます。
有益な情報を提供することで、自社ブランドの信頼性を高めることも可能です。

他の情報に埋もれない、長期的な資産を築いていけます。

広告費はかからないため、余った予算を別なマーケティング予算に投入することもできます。

ぜひ、他社と差別化を図り、オリジナリティあふれるオウンドメディア制作をおこなっていきましょう。

今回は、オウンドメディアマーケティングについてご紹介いたしました。

コンテンツマーケティングやコンテンツSEO、Webマーケティングに関するお役立ち情報も発信しています。業界向けのBtoBコンテンツから消費者向けのBtoCコンテンツまで、コンテンツマーケティングの設計から分析、継続的なコンテンツの制作まで一括して行って得られた知識と幅広い業界のコンテンツ制作実績をもとに有益な情報を発信しています。

Webマーケティングを始めたいが何から手をつけたら良いかわからない、予算感やどのくらいの手間がかかるかわからない、どんなコンテンツを作ったらわからない、競合チェックのやり方がわからない、やコンテンツの改善を考えているがどこを改善したら良いかわからない、キーワードチェックのやり方がわからない、など、マーケティングに関するお悩みをお持ちの場合は是非チェックしてみてください。

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SEOとは

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ターゲットユーザーとは

オウンドメディアマーケティングに関するFAQ

オウンドメディアマーケティングとは?2021-08-02T18:23:44+09:00

オウンドメディアマーケティングとは、自社でメディアを持ち独自に情報発信をすることで商品やサービス、会社の認知度・信頼度のアップを目指すマーケティング方法です。
商品のジャンルに沿って幅広い情報展開をおこなうことで、ユーザーのニーズを満たすことができます。
また、自社でメディアを持つので記事の内容もコントロールしやすいことが特徴です。

オウンドメディアマーケティングの目的は?2021-09-29T11:25:56+09:00

オウンドメディアマーケティングの目的は、ユーザーのファン化を促進させることと新規のユーザーを獲得することです。
ですので、オウンドメディアマーケティングでは、ユーザーの役に立つコンテンツを提供していくことで自然と売り上げアップや認知度アップにつながっている状態が理想となります。
自社商品から独立したメディアを展開しつつ、最終的にはユーザーの購買意欲を高める必要があります。

オウンドメディアマーケティングのメリットは?2021-08-02T18:28:05+09:00

オウンドメディアマーケティングを行い信頼度の高いコンテンツを制作していくことで、Webサイト全体や会社の信頼度が高まります。
また、オウンドメディアで発信したコンテンツは自社の資産として蓄積され、広告費を削減できる効果もあります。

オウンドメディアマーケティングを外注する時の予算はどのくらい?2021-09-29T11:29:36+09:00

オウンドメディア構築から運営を得意としている中堅~の企業でリーズナブルな予算感あれば月額50万円~100万円程度の予算感が多い印象です。大手広告代理店であればこれの3倍~6倍から、といったところでしょうか。
もう少し中小規模のオウンドメディアサービス提供会社やフリーランスに依頼すればもう少し安くなります。

オウンドメディアの目的はどう決める?2021-09-29T13:54:02+09:00

オウンドメディアを立ち上げようとする際はその目的をしっかりと決めることが大切です。新規のリードをとっていきたいのか、Webでの認知度を上げたいのか、商品の売上に結びつけたいのか、既存顧客との結びつきを増やしたいのか、採用につながるメディアを作りたいのか、あらゆる方面からオウンドメディアを作る目的を考えていきます。

また、商品やサービスがたくさんある企業ではオウンドメディアで特にフォーカスしたい商品やサービスを決めていくことも大切です。商品が多い企業のメディアによく見られる傾向ですが、コンテンツの内容が幅広すぎて結局どのユーザーにも届いていないということがよくあります。このような問題はオウンドメディアの目的やオウンドメディアで特に力を入れたい商品がしっかり決まっていれば防げます。

オウンドメディアのターゲットユーザーはどう決める?2021-09-29T13:55:21+09:00

オウンドメディアでターゲットとするユーザーの大きな枠組みとして、新規ユーザーか、リピーターや既存顧客か、という視点があります。

新規ユーザーをターゲットとする場合はSEOをかなり意識したコンテンツを制作する必要がありますし、既存顧客やリピーターとのエンゲージメントを高めたいときはSEOというよりも、ユーザー事例やユーザーインタビューなど、よりユーザーとコミュニケーションがとれるコンテンツにする必要があります。

オウンドメディアマーケティングの予算はどう決める?2021-09-29T13:56:54+09:00

予算の決め方には何パターンもありますが、主に、予算からオウンドメディアの設計をする場合と、達成したい目標から予算を決める場合があります。

年間や月間で予算が決まっている場合はその予算に対して自社で作業できる箇所、外注すべき箇所を洗い出して、予算に対して最大限結果がでるようにオウンドメディアの運用を設計します。

月間で50万円以上予算を使用でき、社内にノウハウが溜まっていないのであれば、最初のうちはある程度の作業をオウンドメディアを得意とする会社に投げても良いかもしれません。投げる場合は是非社内にノウハウが蓄積できるような体制をとってください。丸投げは厳禁で、仕上がってきた記事に対して結果をきちんと追いかけ、結果がでている記事の書き方やキーワードなどをノウハウとして社内に蓄積していきます。

達成したい目標から予算を決める場合は、まずは達成したい数値を具体的に設定します。例えば新規の問い合わせ月5件、新規のユーザーのサインアップ月100件のようにコンバージョンとその数値を仮で設定します。その後、その数値から逆算してどのくらいのページ数が必要か、月に何本くらい記事をアップする必要があるかを計算していきます。計算する場合はもととなるデータが必要なので、自社のGoogle AnalyticsやGoogle Search Consoleのデータ、競合のオウンドメディアのチェックなどを行い数値を出していきます。制作しなければいけないページ数やコンテンツ内容が固まったら自社の作業量や外注する場合は外注費を見積もり予算を決定していきます。

オウンドメディアマーケティングはどのくらいで結果が出る?2021-09-29T13:57:53+09:00

結果の内容にもよりますが、すでにコンテンツがそれなりにあり、ドメインも新しいドメインではなく従来からあるドメイン内でオウンドメディアマーケティングを実施する場合は早くて3ヶ月程度~ 通常であれば1年程度運用した段階で成果がでてくる場合が多いです。

新しいドメインでまったくの新しい状態でオウンドメディアを始める場合は最低1年~現実的な数字をあげると2年から3年くらいはかかるかもしれません。

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