SEOとは?わかりやすくSEOの必要性・重要性について解説します!

横浜デザインビューロ
SEO

Webマーケティングを実施している中小企業の担当者の方であれば「SEO」という言葉を聞いたことがあると思います。

また、「SEO対策をして検索エンジンから集客を増やしてくれ」

と言われたことはありませんか?

しかし、「SEO対策」と検索しても、様々なサイトやブログなどでSEO対策の方法を紹介しているけど、「どのSEO対策がいいのかわからない」「何から手を付ければいいのかわからない」という中小企業の方も多いのではないでしょうか。

また、ウェブマーケティングを成功させるためにSEO対策は必須と言われていますが、「SEOとは何なのか」「SEO対策に取り組むことによって何が変わるのか」と思っていませんか。

そこで、今回は、SEOとは、なぜSEOが必要なのか、なぜSEOが重要なのかを解説していきます。

SEOとは?

SEOとは「検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)」の頭文字を取った略称で、「検索エンジン最適化」という意味です。自社のホームページをGoogleやYahoo!などの検索エンジンの検索結果に表示させ、検索エンジンから訪問してくれるユーザーを増やし、売上アップや新規の問い合わせにつなげるウェブマーケティング施策のことです。

つまり、ホームページ上でユーザーに価値あるコンテンツを提供し、検索エンジンにページの内容を理解・評価されるようホームページのコンテンツやサイト全体の構造、内部リンクやmeta情報などを最適化していくことで、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで自社のサービスや商品に関連するキーワードが検索された場合に、自社サイトが上位に表示されるようにすることを意味します。

検索エンジンの検索結果は上位の方ほどよくクリックされるので、検索結果の上位に表示されれば、ホームページのアクセス数(訪問してくれるお客さんの数)が多くなります。

結果として、Google、Yahoo!などを通じて自社のビジネスや商品、サービスを探しているユーザーに自社のホームページを見つけてもらいやすくなります。

ですから、検索結果の少しでも上位に表示させるSEOが大切になってくるのです。

ちなみに、日本の検索エンジンは、GoogleとYahoo!が大半を占めていますが、Yahoo!はGoogleの検索アルゴリズムを使用しているため、デスクトップ、モバイルともにGoogleが90%以上の検索エンジンを独占している状態です。(Source: https://sem-journal.com/other/searchengine-share/)

では、なぜSEOが必要なのか、なぜSEOが重要なのかを説明していきます。

SEOとは

SEOを意識的に実施することで、検索エンジン経由でWebサイトを見てくれるユーザーが増え、その結果新規の問い合わせや売上の増加につながってきます。

なぜSEOが必要なのか、なぜSEOが重要なのか?

そもそもなぜSEOが必要なのかについて考えてみましょう。

もしあなたが実店舗を出すなら、どこに出店しますか?

きっと人通りが多い場所に出店すると思います。

なぜなら、お店の前をたくさんの人が通るからです。

人通りがあるなら、あとは目立つ看板やおしゃれなショーウィンドウを用意することで、お客さんはお店の存在に気がついて、たくさんのお客さんが入って来てくれます。

一方でホームページというのは、「インターネット」上ポツンと建っている一軒家のようなものです。

誰も周りを歩いていないので、当然、あなたのホームページにお客さんは気づいてはくれません。

ですから、ホームページを作っても、その存在をアピールしなければ、永遠にあなたのホームページの存在をお客さんが知ることはありません。

そのため、いつまでたってもホームページにお客さんが来てくれないという状況になってしまいます。

実店舗で集客をする場合は「店の前を通っているお客さんを、いかに店の中に入ってくれるようにするか」がポイントとなります。

一方、ホームページで集客をする場合は「あなたのホームページの存在を知らないユーザー」に、「どうすればホームページを知ってもらえるか」がポイントとなります。

そのためホームページでは、実店舗の店に比べて「集客」が非常に重要です。

そして、この「集客」のために必要なのが「SEO」なのです。

質の高いホームページを作っても誰にも見てもらえなければ全く意味がありません。

通常ホームページの訪問者はGoogleなどの検索エンジンにキーワードを入力して自分の求める情報を探します。

その際、ユーザーは検索結果の1ページ目に掲載されているホームページをクリックします。

そのため、自社のビジネスや商品、サービスに関連があるキーワードでユーザーが検索を行った時に、検索結果の1ページ目に自社のホームページが掲載されるかどうかが非常に重要なのです。

検索結果はランダムに表示されているわけではなく、Googleが「ユーザーにとって価値のあるサイト」、つまりユーザーが求めている情報が掲載されていると判断されたサイトが優先して表示される仕組みになっています。

特に、中小企業のウェブマーケティング担当者は適切なSEO対策を行い、まずはユーザーにホームページを見つけてもらえるようにしなければなりません。

そして、SEOで作成したコンテンツやサイト構造、リンクなどはWeb広告と違い資産になりやすいという点がメリットとして挙げられます。この点からも長期的にみても優れたWebマーケティング施策といえます。

SEOがなぜ必要で重要?

SEOを意識したサイトにすることで検索エンジン上での表示回数を増やせ、見込み客を自社サイトに呼び込むことができます。

SEOを実施する目的は?

SEOを実施する最終的な目的は「売上」に貢献することです。

そのために自社の潜在顧客をSEOで集客し、Webサイト経由のコンバージョンを増やしていきます。コンバージョンは会社、業界、マーケティング戦略によって様々となりますが、メルマガ登録、新規問い合わせ、セミナー申し込み、会員登録、初回お試し申し込み、資料ダウンロード、などが挙げられます。

自社の顧客の潜在層にリーチできるような検索ワードから、検索目的を満たす情報を提供したり、ユーザーの悩みを解決するような記事によってコンバージョンにつなげていきます。

コンバージョンからの戦略はSEOの範囲ではなくなるため、SEOを実施する際には事前の目的設定・コンバージョン設定が重要になります。

そして、SEOは小さな努力の積み重ねであり、競合他社の先を行くためには定期的に多くの努力をしなければなりません。

ここでは最終的な目標を達成するために必要な「SEOの目的」を紹介します。

1.検索エンジンに特定の情報を提供していることを示す

Googleなどの検索エンジンが目的としているのは、検索ユーザーに求める情報を提供することです。ユーザーが検索キーワードに最も関連するウェブサイトにたどり着くようにする目的のために、Googleはアルゴリズムを定期的に更新し、上位に表示される結果を最適化しています。そのため、検索エンジンで上位に表示されるためには、ウェブサイトがユーザーの視点に立ち、ユーザーの時間を無駄にすることなく、探しているものにたどり着くことができるものでなければなりません。ユーザーに有益な情報を提供することがSEOの第一歩となります。

2.オーガニックトラフィックの増加

PPC広告などのネット広告を出稿すれば、ウェブサイトにトラフィックを誘導することができますが、広告コストもかかります。ネット広告と比較するとSEOは無料でトラフィックを誘導することができ、また一度上位に表示されると継続してトラフィックを増やしてくれる傾向があります。オーガニックトラフィックが増えれば、有料広告と比較して、効率よく投資収益をあげることができ、その収益はより長く持続します。SEOに取り組むことでオーガニックトラフィックを増やすことができます。

3.今あるトラフィックの質を向上させる

SEOは、現在あるトラフィックの質をさらに向上させることもできます。ウェブサイトの統計情報を利用してオンラインユーザーの行動を把握し、コールトゥアクションのポイントを改善することで、コンバージョン率を上げることができます。例えば、SEOで上位に表示されているページにメーリングリストのフォームを追記したり、サービスへのサインアップリンクを追加してサインアップを促すことなどが考えられます。SEOを実施することで今あるトラフィックの質を上げることができます。

4.ウェブサイトをより機能的にする

ウェブサイトが魅力的であれば、コンバージョンも必然的に上がります。ウェブサイトはユーザーの心を捉える有益なものである必要があります。検索エンジンからウェブサイトにたどり着いたユーザーがそのまま何らかのコンバージョンをもたらしてくれることが理想的です。そのためには、いくつかのキーワードでウェブサイトへのトラフィックが常に流入するような、強力なSEO対策が必要です。強力なSEO施策が機能的なウェブサイトへつながります。

5.ユーザーの期待に応える

SEOではHow to記事やトピックを網羅した詳しい記事が多用されます。なぜ時間やコストをかけて記事を書くかというと、なにかの情報を探しているユーザーに有益な情報を提供し、ユーザーの期待に答え、販売やサインアップなどのコンバージョンに結びつけるためです。SEOを通じてユーザーの期待に答え、自社のファンになってもらうこともSEOの大切な目的です。

SEOの目的

SEOと通じてWebサイトの有益性を高めトラフィックを増やし、Webサイト経由のコンバージョンを高め、売上や利益アップ向上を目指す。これこそが最終的なSEOの目的です。

SEOのメリット

SEO関連で問い合わせいただく際によく聞かれるのが、SEOのメリットは何?SEOって結局美味しいの?的なことをよく質問されます。
また、社内でSEO関連の予算をとろうとしたときになかなか承認をとれないということもよく聞きます。
SEOにはたくさんのメリットがあり、SEOに取り組んでいないとなかなかそのメリットが見えてこないですが、SEOに取り組んでいる側からするとメリットしかないようなWebマーケティング施策だと思います。大手の企業もSEOに力を入れて取り組む大手企業やグローバル企業も年々増えている印象です。ここではSEOに長年取り組んできた目線から、SEOのメリットを簡単にご紹介します。

SEOは資産になりやすい

SEOで作ったコンテンツや最適化したサイト構造、画像やデザインなどはすべて資産としてWebサイトに蓄積されていきます。資産として残せるという点がSEOの一番のメリットです。

検索エンジン経由のユーザーはコンバージョン率が高い傾向にある

SEOは検索エンジンに対して働きかけをしていく施策なので、ユーザーは検索エンジン経由で訪問してくれます。そして、検索エンジン経由のユーザーは何かを探していたり疑問を解決したいと思っているユーザーです。ですので、広告を見て訪れてくれるユーザーよりも何かしらの意図を見てもっていることが多く、コンバージョン率も高い傾向があります。SEOはユーザーの質も高く、リードからコンバージョンに結びつきやすいです。

長期的な対策が必要なため、あとからSEOに力を入れ始めた競合はなかなか追いつけない。

SEOは小さな作業を長期的に積み上げて結果を出していくため、あとからSEOに力を入れはじめた競合はなかなか追いつけません。例えば、SEO目的で新しいコンテンツを月に20ページほど継続して作っていれば年間で240ページ制作できる計算になります。5年間継続していれば1200ページ分のコンテンツが蓄積していることになります。競合が新規でSEOに取り組み始めてもなかなかこのコンテンツ量には追いつけないと思います。SEOに早期に取り組むことが競合と圧倒的な差をつけることも可能です。

SEOは小さな作業の積み重ねのため、長期的な視点で継続できる

SEOは小さな改善を積み上げて結果をだしていくため、作業やPDCAサイクルが長期的に継続しやすいという点があげられます。また、それほど外部環境に左右されないため、新規ユーザー獲得のベースにもなってくれます。長期的に継続しやすいという点もSEOのメリットの一つです。

SEOはWeb広告との相性が良い

SEOで行ったキーワードリサーチやGoogle Search Console のデータは他のPPC広告などのキーワードにも活かすことができます。また、SEOで獲得したユーザーリストをリマーケティング広告に利用する、結果のでているページをランディングページにも流用などの活用方法も考えられます。SEO関連の施策は他のWebマーケティング施策とも相性が抜群に良いです。

SEOのすべてを内製すれば費用はかからない

こちらは当たり前なのですが、内製すれば費用はまったくかかりません。内製であれば社内でSEOのノウハウを蓄積しながらすすめていくことも可能ですし、自社の現実的なペースで作業を行うこともできます。最初のうちはSEOコンサルティング会社やフリーのSEOコンサルタントに依頼し、社内にノウハウが溜まった時点で内製化することもできます。

SEOは広告費がかからない

検索エンジン経由のクリックには料金が発生しないため、PPC広告と違い広告費も発生しません。また、一度上位に表示されると継続して上位に表示され続ける傾向があるため、優良なユーザーを無料で流入させてくれます。

SEOで制作したコンテンツは営業やサポートなど、他にも活用できる

こちらもSEOでおすすめしたいメリットの一つですが、SEOで制作したコンテンツは営業さんが営業ツールとして使用したり、サポートとしても使用できたり、また、ユーザーのエンゲージメントやWebサイトの回遊率を高めたりしてくれるコンテンツとしても活用できます。

SEOをしていくとユーザーにも喜ばれる

SEO=ユーザーに有益なコンテンツを提供していくことと同義なので、SEOに取り組むことで自然とWebサイトがユーザーに喜ばれるものになっていきます。SEOに取り組むことで自然とWebサイトのレベルが上がっていき、ユーザーからの新規問い合わせや売上に結びつくコンバージョンも増えてきます。

SEOは結果が見えやすいので楽しい

SEOは結果が可視化しやすく、結果を時系列で追っていくのがかなり楽しいです。楽しいと作業も続きますし、結果も自然とついてきます。SEOは楽しみながら作業するのが長く続けるコツだったりします。ぜひSEOを楽しんでもらって結果に結びつけてほしいと思います。

SEOのメリット

SEOにはたくさんのメリットがあります。SEOの特徴やメリットを最大限活用して他のWebマーケティング施策ともバランスを取りながら長期的に取り組んでいくことで有益なコンテンツが積み上がっていきます。

SEOのターゲットユーザーは?

SEOにおける基本的なターゲットユーザーは、「自社のことや、自社の商品・サービスを知らないユーザー」です。何か困っていることがあり、それを解決してくれる情報やサービスまたは商品を探している人がターゲットです。自社のことを知っているリピーターではなく、新規のユーザーということです。自社のことを知らないユーザーや商品を知らないユーザーに対してコンテンツを作り、自社のWebサイトを見つけてもらうので、コンテンツ制作の際はおすすめの商品や役に立つサービスとして知ってもらえるような内容にしていくことが大切になります。

例外として、ブランド名や商品名関連のキーワードでSEOをすることもありますが、これはブランドや商品・サービスの認知度がある程度上がってきていて、検索ボリュームがすでにある場合に限ります。

基本的には、新規のユーザーをターゲットに、自社商品やサービスを知らない人に向けたコンテンツを作ることが大切です。

また、補足として検索エンジン経由で訪問してくれるユーザーはコンバージョン率が高い傾向にあります。理由としては、他のマス広告と違い、すでに能動的に情報を探しているため、意図がはっきりしているからです。

SEOのターゲットユーザー

SEOのターゲットユーザーの基本は自社のことや商品・サービスを知らないユーザーです。自社のことを知らないユーザーに対して有益なコンテンツを制作し、認知度アップやコンバージョン獲得を目指していきます。

SEOの仕組み

SEOは検索エンジン上で自社のサイトがクリックされるように作業していく一連のプロセスです。ですので検索エンジンがどのような仕組みで検索結果の順位を決めているかを知ることが大切です。すべてが公開されているわけではないですがGoogleでは検索エンジンの仕組みや処理の流れを紹介してくれています。
ユーザーが知りたいことを検索エンジンで検索したときの流れは簡単に下記のようになっています。

  1.  Webページをクロールして、ページコンテンツや情報を取得していく
  2.  クロールで取得した情報をインデックスしていく
  3.  ユーザーが検索した「クエリ」(キーワード)に適したページを表示していく

検索エンジンは事前にクロールといっていろいろなWebサイトをチェックしその中で必要だと思われるページをインデックスし、ユーザーが検索したキーワード(クエリ)に対して適したページを表示していくという流れになります。
このあたりはGoogleのホームページでも詳しく説明されています。

新しいページはどうやってインデックスさせる?

Googleは自動でサイトをインデックスしますが、新しく作成したページを確実にインデックスさせるにはどうしたらよいのでしょうか。ここではGoogleにインデックスしてもらうためのいくつかの方法をご紹介します。

  • XMLサイトマップをGoogle Search Console で登録する
  • ページコンテンツを追加する テキストや画像、動画などを追記することでコンテンツを質を上げていきます。
  • そのページへの内部リンクを増やす。特にTOPページからのリンクは優位に働きます。
  • SNSで宣伝する
  • インデックスされているか、Search ConsoleのURL検査ツールで確認

などの方法があります。
GoogleにインデックスされているかどうかはGoogle Search ConsoleでURLを入力すれば簡単に調べることができます。もしインデックスされてない場合はページコンテンツを改善したり内部リンクを増やしたりしてインデックスを促します。

Googleにページがインデックスされない時の対処法

Googleにページがインデックスされない場合は様々な原因が考えられますが、以下の対処方法を試してみることができます。

Robots.txtの確認

ウェブサイトのrobots.txtファイルを確認し、クローラーがページをインデックスできるようにブロックされていないか確認します。

Sitemapの提出

ウェブサイトのsitemap.xmlファイルを作成し、Google Search Consoleなどのツールを使用して提出します。これにより、クローラーがすべてのページを効率的に発見し、インデックスすることができます。

メタタグとロボットファイルの内容確認

ページのHTML内で使用されているmetaタグやロボットファイルに書かれている情報などを確認し、インデックスを禁止するような設定がされていないか確認します。

ページの内容と品質の向上

ページのコンテンツが不十分、重複している、または品質が低い場合、Googleはインデックスを避けることがあります。コンテンツを充実させ、ユーザーに価値のある情報を提供するよう改善します。特にテキストが少ない場合、画像や動画がない場合、ページに内部リンクや外部リンクが少ない場合はページにテキストコンテンツや画像・動画を追記して様子を見ることをおすすめします。

内部リンクの追加

ウェブサイト内の他の関連ページからの内部リンクを追加することで、Googleが新しいページを発見しやすくなります。

ページ速度の最適化

ページの読み込み速度が遅い場合、Googleはそのページをランキングで低く評価することがあります。ページ速度を改善するために、画像の最適化やキャッシュの活用などを検討します。

外部リンクの獲得

他のウェブサイトからのリンク(バックリンク)がページのインデックスに役立ちます。関連性の高いウェブサイトからバックリンクを獲得することを検討します。

検索エンジン向けのメタデータの最適化

ページのタイトルタグ、メタディスクリプション、見出しタグなどのメタデータを適切に最適化し、ページの内容と関連性を明確に示します。同じようなtitleやdescriptionを使用している場合は各ページで個別の情報を入力します。canonical、html langの値も適切かどうか確認します。

ウェブサイトの技術的な問題の解決

サーバーのエラーやクローリングの問題、SSL証明書の有無など、ウェブサイトの技術的な問題が原因の場合は原因を解決します。

時間をおいて待ってみる

クローラーがすべてのページを巡回するまでには時間がかかることもあります。少し待ってみて、その間に他の対処方法を試してみることもできます。

これらの対処方法を組み合わせて試してみることで、Googleにページが適切にインデックスされる可能性が高まります。ただし、結果がすぐに現れない場合もあるため、辛抱強く取り組むことが大切です。

検索順位のランキングはどうやって決めている?

こちらもすべてではないですがGoogleのホームページでランキングの決定要因を公開してくれています。

Googleが公開しているランキング要因の中からいくつか重要な点を引用します。

コンテンツの関連性

情報の関連性を評価するための最も基本的なシグナルは、検索クエリと同じキーワードがコンテンツに含まれているかどうかです。たとえばウェブページの場合、キーワードがページに出現する(特に見出しや本文に含まれている)場合、そのページの情報は関連性が高い可能性があります。
たとえば、「犬」で検索する場合、必要なのは「犬」という単語が何百回も出現するページではありません。それを踏まえて、検索アルゴリズムでは、「犬」というキーワード以外で関連性の高いコンテンツ(犬の画像や動画、犬種のリストなど)がページに含まれているかどうかを評価しています。

コンテンツの質

コンテンツが専門性、権威性、信頼性を示しているか判定するために役立つシグナルを特定します。

たとえば、その判定を支援するために使用している要因の 1 つに、そのコンテンツへのリンクまたは言及が他の著名なウェブサイトに含まれているか把握するということがあります。

ウェブサイトのユーザビリティ

Google のシステムでは、コンテンツのユーザビリティも考慮されています。どのコンテンツも大きな差がない場合には、ユーザーにとってのアクセス性が高いコンテンツのほうが効果的である可能性があります。

コンテンツがモバイル フレンドリーであればモバイル デバイス ユーザーにとって読みやすいというようなことです。同様に、やはりモバイル ユーザーにとって重要な、コンテンツの読み込み速度を確認します。

SEOのランキング要因をまとめると、、、

以上の点からSEOにおける検索順位のランキング要因をまとめると、ユーザーの検索意図を満たしコンテンツの質も十分にあり、Webサイトも見やすく使いやすくスピーディであることがわかります。要するにWebサイトのコンテンツがユーザーの知りたいことに答えている必要があります。

SEOのランキング要因

検索エンジンのランキングは様々な要素を組み合わせて決められています。また、一つのページだけでなくページ全体を見てそのページがどんなページなのかをGoogleは判断しています。SEOの作業をやったからといってすぐに検索順位が上がるというものでもなく長期的な視点んで改善を進めていくことが大切になります。

SEOのベストプラクティス

URL

スラッシュ(/)とハイフン(-)について

URLにスラッシュを使用するかハイフンを使用するかは悩ましいところです。

スラッシュを使うメリットはサブフォルダが明確になる点です。また、数万ページを超える大規模なWebサイトを運用している場合はサブフォルダ毎に開発チームがわかれているなど更新が難しい場合がでてきます。

例:

/car/ev/

対してハイフンを使う場合はページの構造が分かりづらくなるというデメリットがあります。スプレッドシートなどで全ページを管理できていれば問題ないですがたいていの場合はページが増えてくるとWebサイト全体のページが見えづらくなる傾向にあります。

例:

car-ev

経験上、URLの違いを気にするよりは内部リンクによってページの重要度をコントロールしていくことが重要だと感じており重要なページにより内部リンクが向かうように調整していきます。

title

titleは検索エンジンの検索結果に表示されることが多く、ランキングの要素としても使用されるためSEOでは非常に重要です。titleにもいくつかの対策が存在します。

titleの区切り文字

区切り文字としては ダッシュ(-)、縦棒(|)や、・中点(・)もアンドを意味するのでキーワードを自然と埋め込みたい際によく使用されます。特に理由がなければターゲットキーワードをtitleの一番最初、左のほうにもってくるようにします。SERPに太字で表示される可能性が高まるのでクリック率を高めることができます。
また、文字数が多いとGoogleが自動で短くしたりH1をSERPに使用したりします。

description

descriptionはページの内容を短いセンテンスで要約したものです。ターゲットキーワードに加えターゲットキーワードに関連するサブキーワードや補足キーワードを埋め込んだりしますが、最近はdescriptionの重要性は下がってきており、よりページコンテンツを検索エンジンはチェックできるようになっています。

SEOにおけるキーワードの種類と作業の優先順位

SEOにおいてキーワードの選択は非常に重要となります。新しいコンテンツの制作への活用はもちろん既存ページへのキーワードマッピングやランキングのトラッキングなどに利用します。キーワードの種類分けにはいくつかの方法がありますが、わたしが推奨しているのは売上に直結するか否かで分ける方法です。具体的には「売上に直結するキーワード」「売上には直結しないけれど自社事業や商品に関連するキーワード」「全く関連のないキーワード」の3つに分けるカテゴリ分けです。例えば、芝生を販売する会社であれば「芝生 購入」「芝生 卸」「芝生 通販」などが「売上に直結するキーワード」となります。「売上には直結しないけれど自社事業や商品に関連するキーワード」でいえば「芝生」そのままのキーワードであったり「芝生 手入れ方法」「芝生 刈り方」「芝生 枯れたら?」などが挙げられます。3つ目の「全く関連のないキーワード」は芝生とまったく関連がないキーワードで「車 燃費」や「社長ブログ」など、自社の商品とまったく関連のないキーワードです。なぜこのような分け方とするかというと、SEOでまず最初に狙うべきは「売上に直結するキーワード」だからです。これらのキーワードを狙うページがない場合はページの制作から作業を開始しますし、ページはあるが順位がまだまだの場合はそれらのページのリライトや最適化、他ページからの内部リンク拡充などの作業が優先となります。そして、ある程度順位が上がってきたら「売上には直結しないけれど自社に関連のある教育的・情報的なコンテンツ」に力を入れていきます。検索エンジンはどうしてもキーワードに対して網羅的に掲載してあるページを上位に表示させる傾向があります。そのため、売上に結びつきやすい商品ページだけでは上位表示は難しくなっています。商品ページにプラスして情報や教育を提供するコンテンツが必要となってきます。ここで重要なのが繰り返しとなりますが、まずは「売上に直結するキーワード」を最初に作業するということです。情報的なコンテンツはどうしても制作に時間がかかる傾向があります。また、売上に直結する商品ページを優先的に最適化することで現在のユーザーのコンバージョン率も高めることができます。

SEOでおすすめのキーワードの分け方

  1. 売上に直結するキーワード
  2. 売上には直結しないけれど自社事業や商品に関連するキーワード
  3. 全く関連のないキーワード

1.2の順で作業します。3.の関連のないキーワードは特に理由がある場合を除いて無視します。

SEOでターゲットするのは新規ユーザーそれともリピーター?

SEOでターゲットするユーザーは基本的には自社の商品やブランドのことを全く知らない新規ユーザーです。

例えば、GoogleでToyotaというキーワードで検索しているユーザーは大抵の場合はTOYOTAの公式ページにアクセスしたいユーザーで、SEOでコストをかけてターゲットすべきキーワード、ユーザーではありません。SEOでターゲットするのは例えば自動車業界であれば”電気自動車”のような商品カテゴリのキーワードなど、自社のブランドを含まないキーワードで検索しているユーザーです。その場合、ユーザーは自社のことを知らない状態なのでページコンテンツも新規ユーザーに向けて分かりやすいコンテンツを用意する必要があります。

SEOの手順とやり方

1. 分析

まずは、既存サイトの分析から始めます。分析の段階で明らかにしたいのは、今あるページで結果のでているページはどのページなのか、どのページが高いセッションでコンバージョンを獲得しているのか、どんなキーワードで集客できているのかを一覧にします。分析を行うことでSEOを実施するページの優先順位をつけ、重要度が高いページから作業をすることができます。また、現状で集客できているキーワードをリストアップすることで、実際の改善作業段階で大切なキーワードを減らすことなくより多くのキーワードで集客できるような施策を実施できます。

分析段階ではGoogle AnalyticsやGoogle Search Consoleが使えます。

2. キーワードリサーチ

重要なページや現在集客できているキーワードを発見できたら、今度はキーワードリサーチをし、新しいキーワードや検索ボリュームの高いキーワードをピックアップしていきます。キーワードリサーチでリストアップできたキーワードは、新しいコンテンツの作成や既存コンテンツの最適化に利用します。

キーワードリサーチのステップでは、Google Keyword Planner やGoogle Search Consoleが使えます。

3. SEOの競合分析

キーワードリサーチが完了したら、それぞれのキーワードで実際に検索してみてSEOの競合となるページを確認します。最低上位3位程度まで、検索ボリュームの高いキーワードや自社にとって重要なキーワードに対しては上位10位までのページを実際に確認してみてどんな内容が書かれているか、どのくらいの関連コンテンツが書かれているか、内部リンクはどのように貼られているか、どのような構造か、などをチェックしていきます。

この段階では、自社のWebサイトに足りない内容やコンテンツ、構造などを確かめていきます。ここで確かめた競合と自社の差はのちの最適化やリライトに活用します。

4. 既存コンテンツや構造の最適化・リライト・追記・新規コンテンツ作成

分析やキーワードリサーチが終わったら、改善作業を始めます。まずは、既存サイトの分析で得られた重要なページから改善していきます。競合のページにあって自社のページにない情報を自分たちの言葉で追記・リライトしていきます。また、結果のでているページに対しては他のページからもアクセスしやすいように内部リンクを追加していきます。

競合ページのチェックで参考になるページ構造や画像、イラストなどがあれば、自社のサイトにも適用していきます。あくまでも競合のページは参考程度にとどめ、ユーザー目線でユーザーのためになるコンテンツを作成していくことが大切です。

5. SEOの結果のチェック

既存のコンテンツを最適化した場合は、早くて1~2週間程度、遅くて3ヶ月程度で結果が安定してくるので、改善の効果が出ているかどうかを確認します。最終的にはターゲットとなるキーワードで1位になることを目標に、常にWebサイトを改善をしていきます。もし結果が伴わない場合はまだまだコンテンツがユーザーにとって有益だと検索エンジンに判断されていないということなので、引き続き分析やページのリライト、コンテンツの追記を行っていきます。

継続してWebサイトの改善に取り組むことで長期的に優れたWebサイトを作成することができ、その結果上位に表示され始めたら競合が追いつけないほどの内容になっているはずです。

SEOのやり方

SEOは他のWebマーケティングのやり方と同様、PDCAサイクルの繰り返しでWebサイトの改善やコンテンツの拡充を行っていきます。あせることなくじっくりと取り組み、少しずつ成果を出していくWebマーケティング施策といえます。

SEOの分析やレポート作成のベストなタイミングは?

SEOの改善やレポートについては1ヶ月毎にチェックするのがベストです。
理由は2つあり、1つ目はSEOはなにかアクションを起こしたあとは大体2-3ヶ月で結果が安定してくるので1週間では何も変わらないので1週間毎だとレポート作成や分析作業をする時間がもったいないという点。もう1点が、SEOレポートを作成するときは改善施策やアクションアイテムも一緒に提案しますがその改善作業やアクションアイテムの実行にも1ヶ月くらいかかり、その結果がでるのも2-3ヶ月かかるからです。
SEOレポートについては全体のクリック数やキーワードランク、コンバージョンやSEO競合ページなどの変化をみて改善施策やアクションアイテムを作成します。

適切なタイミングでSEO施策の結果を見直すことでさらなり改善点を発見でき、改善点をもとにWebサイトをアップデートしていくことで右肩上がりの成長を続けることができます。

SEOでページを改善する際におすすめの手順

まだSEO的な作業をしておらず、何から手をつけてよいのかわからない場合は下記の手順で改善していくことをおすすめします。

  1. トップページの改善
  2. 売れ筋の商品ページの改善
  3. その他の商品ページの改善
  4. 売れ筋商品のサブページ的なページの改善(商品に関する仕様やFAQページなどがあれば)
  5. コンテンツページの改善

大抵の場合はトップページや売れ筋商品の商品ページのアクセスが高いので、それらのページを優先的に改善し、その後徐々に他のページに下降して改善していくイメージです。SEOは作業量が多くなりがちなので、ページ改善の優先順位をつけてから作業することで無駄なくページの改善ができます。

SEOにはどんな作業がある?

ここではSEOフリーランスとして企業や代理店からよく仕事を依頼される内容をご紹介します。

キーワードリサーチ

提供しているサービスや商品の詳細、競合の状況や現状のWebサイトコンテンツなどをヒアリングし取り組むべきキーワードを決定します。

キーワードマッピング

すでにあるページやブログコンテンツを1ページずつチェックし、そのページ内容に合っておりかつ検索ボリュームのあるキーワードを設定していきます。キーワードの設定が終わった後は各ページのtitleやdescriptipon、H1、テキスト、altなどを編集しキーワードに沿った内容に更新していきます。

title、description、H1などの最適化

キーワードマッピングと似ていますがすでにキーワードリサーチが終わっている場合はそのキーワードをもとに既存のページをアップデートしていきます。

SEOレポート

現状のWebサイトを全体的にチェックし改善すべき項目とその優先順位をレポーティングしていきます。月次でレポーティングを依頼されることもよくあります。

SEOコンテンツ作成

キーワードをもとにSEOに強いコンテンツを作成していきます。wordpressや自社開発のCMSへのアップロード、デザイン作成なども担当することがあります。

競合分析

SEOに関連する競合サイトの分析をし、自社サイトのコンテンツに足りないコンテンツや追加すべきコンテンツを提案します。

ローカライズSEO

日本語に翻訳された海外サイトのコンテンツをSEOに強いコンテンツにブラッシュアップしていきます。翻訳された日本語の場合検索ボリュームの低い日本語を使用している場合が多いのでキーワードを変えてあげるだけでインプレッションが数倍程度になることがよくあります。

SEOへの取り組みは早ければ早いほど良い

ここまで、SEOとは、なぜSEOが必要なのか、なぜSEOが重要なのかを解説してきました。

実は、SEOは企業のためのものではなくユーザーのためのものです。

ユーザーが求める情報を分かりやすく整理して提供すればユーザーの検索利便性が向上します。

また、SEO対策は出発点を間違えないことが重要です。

「Googleのシステムを攻略するにはどうしたらいいのか」ではなく、「ユーザーに喜んでもらうためにはどうしたらいいのか」から始めることを意識しましょう。

その考え方をベースにホームページを改善していくことが効果的なSEO対策につながります。

SEOは小さな作業の積み重ねで、結果が出始めるのにも時間がかかります。

ウェブマーケティングに取り組みたいと考えている方はSEO対策を今すぐ始めてみましょう。

SEOに関するFAQ

SEOとは?2021-09-30T14:17:48+09:00

SEOとは「検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)」の頭文字を取った略称で、「検索エンジン最適化」という意味です。自社のホームページをGoogleやYahoo!などの検索エンジンの検索結果に表示させ、検索エンジンから訪問してくれるユーザーを増やし、売上アップや新規の問い合わせにつなげるウェブマーケティング施策のことです。

上位表示を目指すためにサイト構造やページコンテンツ、内部リンクなどを検索エンジンが読み取りやすいように調整を行っていくことをSEOといいます。

SEOの目的は?2021-09-29T14:16:37+09:00

SEOを実施する最終的な目的は「売上」に貢献することです。

そのために自社の潜在顧客をSEOで集客し、Webサイト経由のコンバージョンを増やしていきます。コンバージョンは会社、業界、マーケティング戦略によって様々となりますが、メルマガ登録、新規問い合わせ、セミナー申し込み、会員登録、初回お試し申し込み、資料ダウンロード、などが挙げられます。
自社の顧客の潜在層にリーチできるような検索ワードから、検索目的を満たす情報を提供したり、ユーザーの悩みを解決するような記事によってコンバージョンにつなげていきます。

コンバージョンからの戦略はSEOの範囲ではなくなるため、SEOを実施する際には事前の目的設定・コンバージョン設定が重要になります。

SEOのターゲットユーザーは?2021-10-01T17:17:24+09:00

SEOにおけるターゲットユーザーは、「自社のことや、自社の商品・サービスを知らないユーザー」です。何か困っていることがあり、それを解決してくれる情報やサービスまたは商品を探している人がターゲットです。自社のWebサイトを見つけてもらい、おすすめの商品や役に立つサービスとして知ってもらえるような内容にします。

例外として、ブランド名や商品名関連のキーワードでSEOをすることもありますが、これはブランドや商品・サービスの認知度がある程度上がってきていて、検索ボリュームがすでにある場合に限ります。

基本的には、新規のユーザーをターゲットに、自社商品やサービスを知らない人に向けたコンテンツを作ることが大切です。

SEOって最初は何をすべき?2024-02-20T18:02:34+09:00

SEOに取り組んでいない会社が最初にSEOで何をすべきかは現状のWebサイトのレベルによって異なります。

例えばWebサイトをそもそも持っていないという場合はWebサイトを作るところから始める必要がありますし、Webサイトはあるけれどまだ10ページくらいしかページがない場合はどんどん新しいページ・コンテンツを作っていってインプレッションを高める必要があります。数十ページ~数百ページのコンテンツがすでにWebサイトにあるが、狙っているキーワードでの順位が競合に負けている場合はターゲットキーワードが適切かどうかキーワードリサーチを行い、各ターゲットキーワードに基づいてページの最適化やキーワードの埋め込み、SEOでの競合をチェックしてからのページコンテンツのリライトや追記作業が必要となります。

SEOはプロに頼むべき?2024-02-20T21:52:56+09:00

SEOに限らずどんなサービスでも共通していますがプロに頼むことで圧倒的にスピードを短縮できます。作業時間もそうですしSEOの場合は結果がでるまでのスピードも自分たちでやるよりも大幅に短縮できます。

なぜかというと、SEOの会社やフリーランスはSEOに特化してさまざまな規模や業種のSEOをサポートしているためノウハウの蓄積が圧倒的に多いです。もちろん成功例だけではなくて失敗例も多く保有しています。失敗例は改善し成功例はさらにさまざまなWebサイトで横展開しその結果を確認することができるのでSEOの失敗確率を低くすることができます。

対して、自分たちでSEOをやることにももちろんメリットがあり、予算が新規でかからないこと、社内でノウハウを蓄積できること、SEOの代理店やフリーランスの管理の手間がないことなどがあげられます。これらのメリットと対極にはなりますが、やはり成功するまでにはいろいろなPDCAを回さないといけないのでノウハウはたまる分時間はかかります。また、SEOの成果は目に見える結果がでるまでに時間がかかることが多く、社内での認知獲得に手こずる場合も多々あります。外部の予算はかかりませんがもちろん社内のだれかは作業時間を使ってSEOをすることになるので、その分の成果が出せないとSEOを継続できる予算が減ってしまうなどの問題がでてきます。

SEOをプロに頼む場合のメリット・デメリットを比較しながら検討する必要があります。

SEOの競合はどうやって調べる?2024-02-20T22:03:18+09:00

SEOでの競合を調べる一番手っ取り早い方法が、ターゲットとなるキーワードでGoogleで実際に検索してみることです。そのキーワードで調べてオーガニックの検索結果の一番上に表示されているWebサイトが一番の競合なので、そのWebページを詳しく見ていきます。

どんなキーワードで集客しているか、titleやdescription、H1はどうなっているか、どんなテキスト、画像、動画などのコンテンツがページにあるか、ページのボリューム感はどのくらいか、更新頻度はどのくらいか、内部リンクや外部リンクはどのくらいか、などを詳しく調べます。各項目を調べ終わったら自サイトとの差・ギャップが分かるのでそれを埋めていきます。コンテンツが足りていないと感じたらコンテンツを増やしていきますし、内部リンクが足りないと感じたら内部リンクを増やしていきます。

その後はターゲットキーワードを数か月モニタリングし検索順位が上がっているかをチェックします。最終的に1位を獲得できれば引き続きよろしくお願いいたします。1位を獲得できるようにモニタリングしていきます。数か月たっても1位を獲得できない場合はまだ何かたりないものがあるということなので、それを発見して差を詰めていく作業を続けていきます。

おすすめのキーワードリサーチツールはありますか?2024-02-20T22:14:50+09:00

キーワードリサーチをする際にはターゲットとなるキーワードの検索ボリュームを調べる必要があります。検索ボリュームはSEOをやる上でかなり基本となってくる数値となります。ある程度無料で調べる方法もあるのですが、かなり重要な指標なので有料のツールを使うことをおすすめします。

わたしがメインで使用しているのはGoogle Keyword Plannerです。ツール単体での申し込みはできず、Google Adsで有料のキャンペーンを運用している必要があります。わたしは多くのキーワードツールを併用していますがGoogle Keyword Plannerが一番正確で新しいキーワードの検索ボリュームが反映されるのが一番早いです。

他にはSEMrush、Ahrefs、MOZ、Keywordtool.io、Mangools、Dragon Metricsあたりが企業でよく使用されている印象です。

また、キーワードツールを使用する際は同じキーワードツールで比較することが大切です。特に日本語の場合はキーワードツールによって検索ボリュームが大きく異なることが多いです。スペースのありなしで数千単位で数値が変わることもよくありますし、カタカナやアルファベット、漢字などが混じるキーワードだと検索ボリュームがかなり変動します。

また、一部のキーワードは検索ボリュームを調べられなかったりします。例えば、医療関係のキーワードなどはキーワードツールでしらべても数値がでないことがよくあります。一般的に知られているキーワードで検索ボリュームが出てこない場合は何らかの理由で検索ボリュームを開示していない可能性があります。

日本で最も使用されている検索エンジンは?2024-02-20T22:26:22+09:00

日本で最も使用されている検索エンジンはGoogleです。検索エンジンのシェアは下記となっています。

PC:

Google 72.3%
Bing 16.8%
Yahoo! 9.86%
source:
https://gs.statcounter.com/search-engine-market-share/desktop/japan/

Mobile:

Google:80.7%
Yahoo!:17.5%
source:
https://gs.statcounter.com/search-engine-market-share/mobile/japan

しかしながら日本ではAIが盛り上がっており今後このシェアが変化する可能性もあります。

YahooのSEO対策はどうすればいい? GoogleとYahooの違いは何ですか?2024-02-20T22:34:02+09:00

Yahooは日本のローカル検索エンジンですが、実はYahooはGoogleの検索アルゴリズムを使っています。そのため、GoogleとYahooのランキングに大きな違いはありません。
Yahooは2010年からGoogleの検索アルゴリズムを使っているので、Googleとの順位差はありません。
出典:https://japan.googleblog.com/2010/07/yahoo-japan.html

検索のタイミングによって順位は異なる場合があり、また、Yahooの広告やYahoo独自のサービスはオーガニック検索結果に表示されるため、検索結果の見た目が異なります。
ですが、日本でのSEO対策は、Googleだけを気にしていれば大丈夫です。

Googleアルゴリズムアップデートで検索順位が下がりましたがどうすれば良いですか?2024-02-22T22:42:29+09:00

基本的に、個々のGoogleアルゴリズムのアップデートによる順位変動ついてはどうすることもできません。アルゴリズムによって一時的に順位が下がったとしても、ユーザーにとって良いサイトコンテンツであれば順位は戻りますし、そうでない場合は競合と比較してサイトコンテンツが劣っているということになります。
順位の回復・向上には、継続的なWebサイトの改善が必要です。ユーザーにとって良質で有益なコンテンツを継続して提供することができれば、Googleのアルゴリズムが更新されても、安定したトラフィックを獲得することができます。

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