ホームページを印刷物と比較した際のメリット・デメリット

横浜デザインビューロ
ホームページを印刷物と比較した際のメリット・デメリット

社の宣伝ツールである「ホームページ」と「印刷物」。それぞれに特徴があり、メリット・デメリットがあります。

今回は、宣伝ツールとして「ホームページ」と「印刷物」のどちらの方がいいのか、広告戦略に悩まれている方向けに、それぞれのメリット・デメリットについてご紹介していきます。

印刷物のメリット

興味がない人に商品の良さを伝えられる

印刷物のメリットは、自社のサービス内容を知らない人にもその良さを伝えられるということがあります。例えば、それまで清掃を代行してくれるサービスがあることを知らなかった人は、清掃代行サービスを検索するという概念すらないないでしょう。ですが、チラシなどの印刷物を使えば、清掃サービスがあることを知らない人にも伝えることができます。

ネットをあまり使わない層にアピールできる

ネットで検索することになれていない人たちは、いくら素敵なホームページを作っていてもそれにたどり着くことができません。自社のサービスがネットをあまり使わない層をターゲットにしている場合は、印刷物を使ったプロモーションの方が有効な場合があります。

手渡しやすい

商品のペラチラシや会社案内など、対面営業や展示会に出展している時などは印刷物は手渡しやすいというメリットがあります。ホームページですとホームページにパソコンやスマホを使ってアクセスしてもらう必要があるのでひと手間かかりますし、ネット環境がない場合だと印刷物のほうが見てもらいやすくなります。

印刷物のデメリット

消費者が受け取るタイミングを選べない

印刷物は企業側のタイミングで提示する形になるので、消費者自身がそのサービスを欲しているタイミングでちょうどよくそのサービスの印刷物に出会うということがなかなか難しいです。消費者がそのサービスを欲していないタイミングで印刷物を見ても、ちゃんと見てもらえる可能性も低いですし、意識してみているわけではないので、実際にそのサービスが必要になった際には忘れられてる可能性が高いです。

情報を変更するのが大変

印刷物は、一度作成をしたら大量に印刷をして配布をします。そのため、また新しい情報を掲載したいと思った時や情報を間違えて印刷した際に、情報を変更するのが難しいという点です。一度印刷すると情報を修正するには再度印刷する必要がありますし、その分の費用や手間もかかります。ホームページであれば情報の修正や追加は簡単にできます。印刷物は情報の修正や変更が難しく、最初からキャンペーン情報等は載せづらかったりするところもデメリットとなります。

ホームページのメリット

興味がある人が見てくれる

ホームページをみる人は、何かしらそのサービスを受けたいとか、そのサービスによって解決できる悩みを抱えていて、検索をしてホームページにたどりつくユーザーが多いです。そのため、自社の商品やサービスを購入してくれる可能性が高いユーザーに情報を届けることができます。また、ホームページは24時間いつでも閲覧できるので、顧客が好きなタイミングで商品やサービスの情報を届けることができます。

たくさんの情報を伝えることができる

ホームページには、基本的には記載できる情報量の制限がありません。印刷物は情報を掲載できる範囲は決まっていますが、ホームページには記載できる情報量の制限がないため、さまざまな情報を色々な角度から伝えることができます。

例えば、トップページには簡単に情報をまとめ、もっと詳しく情報を知りたい人のために、商品の魅力や特徴、商品の使用写真や使い方、自社商品の強みや他社との違い、経営者の想い、他のお客様の口コミ情報等さまざまな角度からの情報を盛り込むことができます。

また、顧客の不安を解消するためにホームページ内に質問コーナーを設けることもできますし最近ではホームページから直接チャットで質問をできる機能も一般的になってきました。たくさんの情報が掲載されていることによって、よりお客様の購入意欲を高めることができたり、購入の際の不安を解消して安心して消費者に購入してもらうことができます。

すぐに決済できる

ホームページのメリットとしては、消費者の購買意欲が高まったタイミングですぐに決済をすることもできるというところです。お客様が情報を見た時にはほしいと思っても、時間がたつとその意欲も薄れてしまい、結局購入に至らない場合もあります。ホームページ上で決済できることによって、お客様の購入率を高めることができます。

リーチできる人数に上限がない

ホームページと印刷物、カタログなどを比較すると、リーチできる人数にかなりの違いがあります。例えば、100ページのカタログを10,000部印刷すると、そのカタログを届けることができるユーザーは最大でも10,000人です。回し読みをしてくれることもあるかもしれませんが大きく10,000人を超えることはありません。

対してホームページであればリーチできる人数に上限はありません。ホームページは印刷物のように情報を届けることができるユーザーに限りが無いのが特徴です。

100ページのカタログを10,000部制作するとデザイン費+版代+印刷代だけでもかなりに金額が必要ですしカタログを郵送する場合は郵送費もかかります。半年や1年で商品が刷新される場合はその分新しいカタログが必要になります。同様のコストをかければホームページではかなりの量のコンテンツを制作でき、広告費に回すこともできるでしょう。

そしてホームページは使い回しが可能ですし更新も簡単です。リーチできる人数と長期的な費用対効果を考えるとホームページに軍配が上がります。

保管場所が必要ない

印刷物は印刷したものをどこかに保管しておかなければなりませんが、ホームページの情報の保管場所はネット上のサーバーで情報量が増えても物理的に場所はそれほど必要ありません。100ページの総合カタログを毎年印刷してキャンペーンチラシも印刷して季節ごとに小カタログを作って、、、と印刷物が増えていくと保管場所もそれなりに必要になってきますし、管理も大変です。ホームページであれば物理的な保管場所は必要ありません。

ホームページのデメリット

見てもらえないと機能しない

もちろんこれは印刷物にも言えることですが、ホームページはただ作っただけでは機能しません。ユーザーに見てもらえないと、商品やサービスのアピールをすることができません。ホームページを見てもらうために、検索エンジンで上位に表示されるようなSEOを行ったり、魅力的なコンテンツの公開、ネット広告やSNSを併用して自社のホームページを紹介するような工夫が必要になります。

用途に合わせてツールを使い分けて集客をしよう

ホームページと印刷物はそれぞれどちらにもメリット・デメリットがあります。それぞれのメリットや特徴、アピールしたいユーザーや目的をしっかりと理解し、どちらの方が自社のサービスを紹介するのに適しているかを考えて利用するのがいいでしょう。どちらもやってみて結果を見てみるというのも1つの方法です。

ホームページを制作する

ホームページは一度制作すれば、継続してお客様に見てもらえ、長期に渡ってお客様を獲得できる優秀な集客ツールです。費用対効果が高く、ホームページを持っていることで多くのメリットがあり、たくさんのお客様を呼び込んでくれます。

ホームページは、たくさんの情報を消費者に伝えることができる有能なツールです。ぜひホームページを活用して集客をし、お客様を増やしていきましょう。