予算の決め方には何パターンもありますが、主に、予算からオウンドメディアの設計をする場合と、達成したい目標から予算を決める場合があります。

年間や月間で予算が決まっている場合はその予算に対して自社で作業できる箇所、外注すべき箇所を洗い出して、予算に対して最大限結果がでるようにオウンドメディアの運用を設計します。

月間で50万円以上予算を使用でき、社内にノウハウが溜まっていないのであれば、最初のうちはある程度の作業をオウンドメディアを得意とする会社に投げても良いかもしれません。投げる場合は是非社内にノウハウが蓄積できるような体制をとってください。丸投げは厳禁で、仕上がってきた記事に対して結果をきちんと追いかけ、結果がでている記事の書き方やキーワードなどをノウハウとして社内に蓄積していきます。

達成したい目標から予算を決める場合は、まずは達成したい数値を具体的に設定します。例えば新規の問い合わせ月5件、新規のユーザーのサインアップ月100件のようにコンバージョンとその数値を仮で設定します。その後、その数値から逆算してどのくらいのページ数が必要か、月に何本くらい記事をアップする必要があるかを計算していきます。計算する場合はもととなるデータが必要なので、自社のGoogle AnalyticsやGoogle Search Consoleのデータ、競合のオウンドメディアのチェックなどを行い数値を出していきます。制作しなければいけないページ数やコンテンツ内容が固まったら自社の作業量や外注する場合は外注費を見積もり予算を決定していきます。